PROFESSIONAL GAME CREATOR SCHOOL G学院 用語集

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Interpreter(デザインパターン)

 Interpreterとは、オブジェクト指向プログラミングにおいてギャング・オブ・フォーが提案した23種類のデザインパターンの1つです。このデザインパターンはオブジェクトの振る舞いに関係するパターンです。
 Interpreterパターンは、一言でまとめると、なんらかの文法規則・ルールをもつ文字列や文書を解析し、得られた結果に基づき処理を行うというパターンです。このInterpreterは「通訳」という意味の言葉で文字通り通訳を行います。例えるならば、四則演算、足し算+、引き算-、掛け算×、割り算÷、もそれぞれの記号に意味があり定められたルールに従って計算を行いますがそのようなイメージです。
 Interpreterでは、まずInterpreterの元となるインターフェースを用意します。対象の文字列を読むために、文字列の末端か末端ではないかを判断する子クラスインターフェースから設計します。これを用いて、連鎖的に一文字ずつ読み解いていけるようにしておき、細かな文法規則もそこに加えていきます。認識した文章に対してルールにしたがって処理を行っていきます。
 四則演算等のケースでは、記号を認識してどのように演算するかをプログラミングします。

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