PROFESSIONAL GAME CREATOR SCHOOL G学院 用語集

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オブジェクト指向プログラミング

 オブジェクト指向とは、プログラムの記述方法の一種であり、プログラム上の情報をオブジェクトというひとまとまりにして扱う記述方法です。オブジェクトというものの生成とその機能によってプログラムを進行します。オブジェクト同士の関係性によってプログラムの処理が進みます。
 オブジェクト指向の例を挙げます。交通量の多い都心の道路のような光景を思い浮かべて下さい。そこには車というオブジェクトと人というオブジェクトがあります。道路には車が沢山走っています。プレイヤーである人が車を操縦するという関係です。また、プレイヤーの代わりにコンピュータであるNPCに人オブジェクトになってもらい他の車を操縦してもらうと、複数台の車が用意できます。ここにさらに道路標識というオブジェクトがあると、プレイヤーとNPCは各々の車に乗って道路標識に従い、運転を行います。これにより、交通量の多い都心の道路のような光景が生まれます。しかし、実際には「人」「車」「道路標識」の3種類のオブジェクトを置き、人が車を操作しただけです。たったそれだけで複雑な都心の光景を再現できます。
 このようにオブジェクト指向とはオブジェクト同士の関係性をうまく作ってプログラムを作製する手法です。
 上記の例をオブジェクト指向を使わずに組むと、登場する車一つ一つの動作を設定しなければならず、煩雑な処理となりプログラミングの効率が悪くなります。

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