ギャング・オブ・フォー(GoF)
プログラミング用語としてのギャング・オブ・フォー(Gang of Four : GoF)とは、オブジェクト指向プログラミングにおける再利用性の高いコーディングのパターン、デザインパターンをまとめた4人のプログラマのことを指します。
GoFは、エーリヒ・ガンマ、リチャード・ヘルム、ラルフ・ジョンソン、ジョン・ブリシディースの4人を指し、彼らは書籍、Design Patterns: Elements of Reusable Object-Oriented Software (オブジェクト指向における再利用のためのデザインパターン)の著者です。
彼らは、それまでのプログラミングやソフトウェアの設計において、使用頻度の高いコードや利便性の高い構造を収集・蓄積し、扱いやすく再利用性の高い形にまとめ、特定の規約を設けることで、デザインパターンというプログラミングのノウハウいわば公式をまとめました。彼らはその著書で、23種類のデザインパターンを発表しました。このデザインパターンは今日ではプログラミングにおいて多くの人々に利用されています。