PROFESSIONAL GAME CREATOR SCHOOL G学院 用語集

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戻り値

 戻り値とは、プログラミングにおいて、関数等のプロシージャの処理結果として呼び出し元に返す値のことを指します。戻り値は、返り値、返却値等の呼び方もあります。戻り値のデータ型は、関数の宣言時に記述します。
 戻り値を返す機能は、メインのプログラムの処理とサブのプログラムの処理部分いわゆるサブルーチンを分ける上で重要な機能です。メインの処理が命じたことでサブルーチンが開始され、それの処理結果として、戻り値が返されます。サブルーチンは呼び出せば結果を返すという機能をもったもの(モジュール)であるとみなせます。モジュールとはプログラムの独立した部分であり、こうした区分けによってソースコードが読みやすくなったり、再利用が出来たりします。このようなことができるのは、ある意味戻り値のおかげでもあります。
 多くの場合、戻り値は一つしか返すことができませんが、変数への参照(ポインタ)を返したり、配列構造体クラス等の構造を持った複数のデータを単一にデータとして返したりすることで、結果として多くのデータの受け渡しを行うこともできます。C言語void型関数のように、何も返さないよう指定できる場合もあります。

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