構造体
構造体とは、プログラミングで用いる変数や関数等のデータをひとまとまりにしたものです。
基本的にはただの変数や関数の集まりですが、利便性に優れています。
構造体とは、関連性の有るデータをひとまとめにしたものです。例えば人間の情報をプログラミング上の表現するためには、「性別」「年齢」「身長」「体重」等の情報を定義する必要があります。大勢の人に対してこれを定義すると、沢山の変数が必要となり、管理が難しくなります。しかし、「人間」という構造体を作り、それぞれパラメータ「性別」「年齢」「身長」「体重」を定義してやれば、後はその構造体を人数分定義するだけです。
構造体はこのように変数のまとまりをものとして見なしています。同じようなものにオブジェクト指向のクラスがあります。構造体とクラスの違いは、クラスにはカプセル化により明確な区分けがなされています。構造体にはこれがなく、どこからでもアクセスできます。