ポインタ
ポインタとは、メモリ上のデータの位置情報(アドレス)を示す変数です。
プログラミングにおいて、変数を定義すると、必ずその変数に対して、メモリ上の領域、アドレスが与えられます。割り当てられたアドレスには占有されるので他の変数はその領域を使えません。
基本的にどこに割り当てるかはコンピュータ側が決めてくれます。
変数という箱を置く場所のようなイメージです。変数の値が何であれ、つまり箱の中身が何であってもそれは箱の置場所とは関係がなく、全く別の概念です。
関数の引数としてポインタを用いる場合と値のみを参照する場合は意味が異なります。前者では、関数という機能を用いるため、箱ごと持ってきて中身の変数を変更するのに対して、後者は箱の数字のみを確認し、箱は置いておいて数値データのみを使用しますので、箱の中、つまり変数には変化はありません。