現在では、インターネットは非常に身近にあるものだと思います。
スマホを使用する上でも、ネットを使用することは既に日常生活の一部になっているのではないでしょうか。
そんなインターネットですが、実際にはどのようなものなのかということを知っている人は、実は少ないかもしれません。
パソコンの基礎的な部分でもあるインターネットとは何かと聞かれたときに、どのように回答をすればいいのでしょうか?
あまりにも身近にありすぎて、考えたこともないかもしれないインターネットというものについて、基本的な要素を中心に紹介しようと思います。
インターネットとは何かに加えてIPアドレスとは何かなど、はじめてのパソコンを選ぶことにも近い形で覚えておきましょう。
インターネットとは?
インターネットとは、簡単に説明をすると共通の通信方法を用いて、全世界にある通信機器と通信機器同士を繋ぐためのネットワーク、と言われています。
つまり普段から自分が使用しているパソコンやスマホ、それらと世界のどこかにある別のパソコンやスマホなどの通信機器を繋ぎ合わせるネットワークが、インターネットと呼ばれているものになります。地球規模の通信ネットワークになり、個人から企業に至るまで、それぞれが主体的に利用できるネットワークになり、現在では私たちの生活の身近に存在しています。
インターネットを使用することによって、電子メールの送信、電話なども行うことができ、さらには世界中の様々な情報を閲覧、反対に自らの情報を発信することもできます。
インターネット自体には、これらを統括するための主だった組織というものはありません。
基本的には、自由に誰でも使用することができるようになっています。
ただし国や個人によって、その使用が個々に制限される場合もあり、身近なところでは子供用スマホなどはネットの使用が制限されている通信機器に分けられています。
国家規模の場合には、使用できるアプリと使用できないアプリが存在していたり、他にも特定の規制をしてネットの使用を制限している、という国もあります。あくまでも制限をつけることでアプリケーションなどの使用を制限しているだけで、ネット自体は広く存在しているイメージになります。
基本的には、誰でも自由に使用することができますが、実際にはネットの悪用を避けるため、IPアドレスやドメイン名などで使用者を特定する機能も付けられています。
現在では、広く一般的に使用されるようになったインターネットですが、使用するときには光ファイバー回線や携帯電話のデータ通信など、個別に契約をすることで通信会社と契約をしています。
その回線を利用することによって、ネットを使用することができるのです。
Webページとネットは同じ?
インターネットとひと言で言ったときに、いわゆるWebページのことをネットと、認識している人も意外と多いかもしれません。
しかしWebページはあくまでインターネットを利用したシステムのひとつになり、Webページそのものはネットと同じ意味ではありません。
Webページは、基本的にはhtmlというテキストファイルで作られたファイルです。
現在では、html以外にもCSSやスクリプトなどで、人の目を惹くように画面をデザインすることができ、個人でも特定のデータを入力することによって、誰でも簡単にホームページを作成することができます。
簡単にまとめると、Webページやホームページを閲覧するために必要な要素がインターネットになり、ネット上にホームページを掲載しなければ、他の通信機器から閲覧することはできないのです。
インターネットという基礎の上にWebページが乗っていて、ネットを使うことによってWebページを見ることができるようになります。
IPアドレスとは?
IPアドレスという言葉を、インターネットの話をする上では、誰でも一度は聞いたことがあるかと思います。
最近では、インターネットを使用した犯罪などで、IPアドレスから犯人を割り出した、という話もニュースなどで聞くようになりました。
ではIPアドレスとは、一体どのようなものなのでしょうか?
IPとは、正式には「Internet protocol(ネット プロトコル)」と呼びます。
Protocolとは、ネット的にはインターネットにおける手順やルールを指している用語になり、全世界と繋がるネットの中の、共通のルールというようなものです。
つまりIPアドレスは、インターネットを使用する際に、個人を特定するための情報の役割を担っているということになります。
一般的に固有の識別番号として、個々のネットワークや機器などのホストに付けられている番号です。ネットを使用して動作を行ったときには、自動的にこちらのIPアドレスを介した動作を行っている、ということになります。意識していなくても使用されているので、IP電話やネットを使用したプリンターなどにも、IPアドレスを使用したアクセスが行われています。
ネットの普及によってIPアドレスの総数も増えていて、今後はこのIPアドレスについても、拡張・アップデートなどの変革が見込まれています。
インターネットの将来
インターネットのことについて簡単に言えば、ネットは通信機器と通信機器を繋ぐインフラのような役割を持っているということです。
今も手元にあるスマホを始めとして、学校や仕事などでもインターネットが広く使われていることは、誰もが知っていると思います。現在、既にインターネットを使用しない生活というものは、考えにくくなっていると思います。
身近にスマホがあるのは当然になっている人もいますし、失くしたら一大事になるでしょう。
誰かとスマホやパソコンでメールを送りあったり、SNSを利用したり、何かの情報を取得したりなど、それらのことはもちろん将来的にも変わることなく、私たちの生活にも影響を及ぼしてくるでしょう。
特に現在では、ネット覇権という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、他にもAI、VR、仮想通貨という、インターネットに関わる技術も、年々アップデートされつつあります。
そのようなネットの進化の中で、様々なメリットとデメリットが発生していくことになるでしょう。
将来的にインターネットは今よりも拡張して、使いやすくなっていくことが予測されていて、人々の生活にも密着して関わっていくと言われています。
インターネットがどのようなものかという、基礎的な知識について紹介しました。
普段から何気なく使えているパソコンもインターネットも、細かく見ていくことで新しい世界が見えてきたのではないかと思います。インターネットは世界中に広がっていて、個人と広い世界とを繋ぐことができる、窓口的な役割を持っています。
様々な情報を取得して生活を便利にしていく役割を持っている一方で、どの情報を取得するか、どのように利用していくのかという、個人のスキルも求められています。
これからは、さらにインターネットの発達が見込まれていますが、その中でもオリジナリティのある独創的なコンテンツが求められていくようになるかもしれません。
インターネットとは、今後も長く、身近に付き合っていくことになるかと思います。
これからも発展されることが予想される、インターネットと上手に付き合っていく方法は、個人個人でしっかり考えていく時代が近づいているのです。