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G学院のコラム

2019.09.06 Fri.
ゲームをいくら遊んでも、ゲームを作ることはできない話

ゲームをいくら遊んでも、ゲームを作ることはできない話

コンピューターゲームも進化を大きくをして、様々なゲームが登場していますが、現在ではスマホのゲームも人気を集めることがあります。
特にスマホは持ち運びにも便利ですので、自宅はもちろん外出先でも自由に遊ぶことができます。
少しづつプロゲーマーも増えていますが、ゲームをやる側ではなく制作側になりたい、という夢を持つ人もいるのではないでしょうか。
その夢を持っている人は、プログラミングなどの専門的な学習をする必要があります。

 

ゲームオタクと就職

ゲーム好きという人の中には、時間があればいつもゲームを楽しんでいる、という人もいると思います。
パソコンやスマホ、コンシューマ機など、現在はゲームを楽しむことができる環境が増えていますので、その魅力に惹きこまれる人もたくさんいます。

 

そのようなゲーム好きは世界中にいますが、中にはゲームをプレイする側ではなく、制作する側になりたいという夢を持っている子もいるでしょう。

 

ただどんなにゲームを作りたいと思っていても、朝から晩までゲームをしているだけのただのゲームオタクでは、ゲーム業界への就職は難しいのです。日頃からゲームをしている人は、ゲームの内容や攻略方法などの知識は人一倍持っているかもしれませんが、そこにゲーム制作の知識もあるとは言えません。

 

その証拠に、現在遊んでいるゲームがどんなプログラム言語で作られているのかまでは、解からないと思います。ゲームでどんなに遊んでいたとしても、ゲームを作る制作者になるためには、遊ぶことで得た知識はあまり関係ないのです。

 

例えば、歌手の歌をどんなに聴いていたとしても、それだけで歌手や作詞家、作曲家になれないのと同じ理屈です。
もちろん生まれつき才能がある人もいるかもしれませんが、ほとんどの方がそれ相応の勉強や努力が必要です。
どんなに才能があっても、曲を書いたり歌声を売り込まなければ、プロにはなれません。

 

ゲームを制作するためにはゲーム業界に就職する必要があり、そのためにプログラミングなどの必要最低限な知識や技術を身につけなければいけません。ゲームオタクと言われる人で、ゲーム業界への就職を目指しているのであれば、目標とするのがどのようなものかを確認しておきましょう。

 

ゲーム業界に就職する際の難易度とは

ゲームオタクの方がゲームを制作するためにゲーム業界に就職する際には、まずは就職の難易度を知っておく必要があります。
「普通の仕事は嫌だ、 どうしてもゲームと関わりたい」と思っている人もいるでしょう。

自分の好きなことを仕事にするのは理想的なことではありますが、思った以上にリスキーです。好きなゲームでお金を稼げるのであれば最高、と考える人もいると思いますが、それくらい前向きな気持ちを持つことも大切です。

 

様々なゲームを提供しているゲーム業界は今も常に成長を続けているところで、ゲームそのものの種類も以前と比べてかなり増えています。

 

パソコンやスマホを始め、アーケードからコンシューマなど、楽しめる環境は昔と比べて格段に変貌を遂げています
それだけではありません。

ゲームコンテンツの方も種類が増えていて、爆発的な広がりを見せています。

そのためゲームをプレイする人の年齢層も変わってきています。

以前は若い人だけがゲームを楽しむような光景をよく目にしていましたが、最近の電車やバスなどで見かけるのは、中年のビジネスマンや高齢者の方です。片手にスマホを持って、楽しんでいる姿を見ることもあるでしょう。
ゲームをプレイする側も変わってきていますので、制作する側はその点についても理解しなければいけません。

 

さらに技術の面もあります。
ゲームでも人気のVR(バーチャルリアリティ)の登場が、たくさんのゲーマーの心を刺激したり揺さぶったりしましたが、この分野はまだ課題が多いです。
ただゲームの世界に「のめり込める」ようになったのは、大きな成果ではないかと思います。
この勢いなら、大人気アニメでもある「ソードアートオンライン」などのVRゲームも、楽しめる時が来るかもしれません。

 

ゲーム業界は多くの魅力に溢れていて、単なる憧れの段階であればいいですが、本気で就職をすることになった途端に、一気に難易度が上がってしまうのです。
全国に入る大勢のゲームオタクが、ゲーム業界への参入を夢見ていますので、当然のように競争率は高くなるでしょう。
そしてゲームをする側の年齢層も広まってきていますので、今までは特に意識しなくても良かった人が楽しめるようなゲームの提供も考える必要があるのです。
ゲーム業界と言うのは、広くて夢のある世界です。

 

新卒と中途採用

これからゲーム業界への就職を予定している方もいると思います。
就職予定者の中には新卒もいれば、転職で入る中途採用の方もいますが、それぞれに特徴があります。
まずは新卒の方ですが、ゲーム業界には様々な種類の会社があり、その中には定期的に求人を募集しているところもあります。
ただ新卒採用に限って見ると、そういうゲーム系の企業は思った以上に数が少ないのが現実です。

 

花形産業とも言われているゲーム業界ですので、大手の企業やゲーマーが知っている有名デベロッパー企業、とにかく誰でもいいので手伝って欲しいと考えている中小企業など、就職できる企業の数は豊富のように思えます。しかし実際は、新卒の採用枠があったとしても、他業種と比べてかなり狭くなっているようです。

 

新卒採用を実施している大手企業では、他の業界と比べると、まだ新卒者が入りやすい環境が整っていますが、各企業の毎年の採用されている人の実績を見ると、そのほとんどが超難関の偏差値の高い大学の名前が並んでいます。これからも分かるように、新卒で大手のゲーム業界に入る際には、選考する上で学歴が大きなポイントになります。もちろん学歴についてはゲーム業界に限ったことではありませんが、中でもゲーム業界は重要度が高いのです。

 

そういう事情もあるのですが、「どうしてもゲーム業界で働きたい」など、強い願望や熱意があればチャンスがあるかもしれません。しかし、新卒採用は学歴の壁が大きいことも、しっかりと頭に入れておきましょう。

大学と同じように、専門学生の応募についても注意が必要で、これまで実務経験がない人はそれをカバーできるような実績をアピールする必要があります。

輝かしい実績を持っていなければ、他の就活生に追いつけないかもしれません。
優秀な就活生の影に埋もれてしまうことがないように、しっかり対策をしておきましょう。

専門学生の方は、学生時代に培ってきた経験や知識、技術などをふんだんに盛り込んだアプリなど、面接官が思わず目を向けてしまいそうなクオリティの物を、実際に制作して見せましょう。

 

次は転職者となる中途採用についてです。
中途採用の場合は、ある程度の実績を持っている方が多いと思われます。

転職でゲーム業界に入る場合は、大手の企業というよりは中小企業やベンチャー企業などが対象になりやすいのですが、キャリア採用というところも多いので、前職で経験したことを上手にアピールできないと、せっかく応募しても採用が見送られることもあります。

それらの企業は、入社後僅かな期間で他の社員と同じくらいのレベルで業務をこなす必要がありますので、プログラミングやコーディング、アプリケーションなどの十分な理解が必要です。

 

ゲームオタクの中には、将来ゲーム業界で活躍したい、と願っている人もいると思います。
ゲーム業界で働くためには、求人を募集している企業に就職する必要があります。
新卒採用、中途採用など様々ですが、どちらも就職事情は大変ですので、しっかり活動するようにしてください。

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