G学院を運営する株式会社GimoGimoのオウンドメディア「G-MEDIA」

パソコン基礎

2020.02.21 Fri.
もはや最新のCore i3で、ゲームでも十分な性能を持っている

もはや最新のCore i3で、ゲームでも十分な性能を持っている

パソコンを利用する用途にも様々ありますが、ゲームをするために利用する人も多いのではないでしょうか。
パソコン専用のゲームもたくさん存在していますので、興味を示す人もいると思います。
ただ余程の高負荷がかからないゲームでもプレイしない限り、そこまで高性能な機器は必要なく、最新のCore i3でも十分な性能を期待できるでしょう。

 

CPUについて

ゲームをするためにパソコンを購入する人もいると思いますが、その場合にはどれくらいの性能を持つ機器を買えばいいのか、悩む人もいるのではないでしょうか。

 

各メーカーによって様々なパソコンを提供していて、それぞれに特徴があります。

機器選びの基準も様々ですが、そのひとつに挙げられるのが「CPU」ではないかと思います。

CPUはパソコンの頭脳部分にあたる重要なパーツです。

パソコンというのは、マザーボードという基盤の上にCPU(中央演算装置)やハードディスク、メモリなどのパーツを組み込むことで機能するようになっているのです。

 

CPUは、人体で例えると人の「頭脳」に当たる部分であり、様々な演算処理を行っています。
機器に付いているCPUの性能が高ければ高いほど、難しい演算処理ができる能力に長けていて、迅速に行えるのが一般的です。

そのようなこともあって、パソコンに搭載されているCPUの内容次第で、それぞれの機器の処理能力が大きく変わってきます。

オンボードグラフィック機能は、以前はマザーボードに搭載されているものが多かったのですが、最近の機器を見ると、CPUに組み込まれているものが増えてきています。
CPUはとても大切なパーツであり、パソコンには欠かせないものと言えるでしょう。

 

Core i3、Core i5、Core i7

パソコンは、搭載されているCPUの性能が高くなればなるほど処理能力が向上し、動作がスムーズになります。
そのためこれから購入を予定している方は、どのような種類のCPUが搭載されているのかを、事前にしっかりチェックすることが大切です。

 

実際に見てもらうと分かると思いますが、パソコンに搭載されているCPUの中には、「Core i3」、「Core i5」、「Core i7」といったCore iのシリーズが有名であり、実際に利用しているユーザーも多いのではないかと思います。

 

「Core i3」、「Core i5」、「Core i7」など、Core iシリーズというのは、最後に付いている数字が大きくなるほど性能か高くなり、それだけ上位モデルと言えます。

Core i以外の廉価版モデルには「Atom」や「Celeron」などのCPUがありますが、これらのCPUはエントリーモデルタイプの機器やノートパソコンに搭載されていることが多いです。

Core iシリーズというのは、2008年にIntel社が提供を始めたもので、2017年8月に発表されたタイプが最新モデルになり、これが第8世代になります。

Core iシリーズによって性能が変わってきますが、同じIntel社のCPUであっても、第1世代のCore i3もあれば、第2世代のCore i3もあるのです。

 

日々進化をし続けていることもあって、一口にCore i3と言っても登場したCPUの種類によって性能が大きく変わりますので注意が必要です。

Core iシリーズは、CPUグレードが高くなればなるほど処理能力が向上していきます。

コア(Core)というのは、演算処理を実際に行う部分のことであり、コアの数が高くなれば、あるひとつの作業を2つのコアでそれぞれ分担しながら処理できるようになります。

スレッド数というのは、ひとつのコアが処理できる仕事量を指していて、こちらもコアと同じように、数が大きくなればなるほど、実際に処理できる能力が増えていくことになるのです。

 

Core i3、Core i5、Core i7それぞれを見ると、Core i3は「2つのコアと4つのスレッド」、Core i5は「4つのコアと4つのスレッド」、Core i7は「4つのコアと8つのスレッド」が基本となり、Core i7の最新最上級のモデルを見ると、「10コア、20スレッド」などのCPUもあります。

最上位モデルにもなると、その分パソコン自体の価格も高くなるのが一般的です。最上位のパソコンを見ると、CPU単体のパーツだけでも5万円以上になるものも少なくありません。

 

そういう背景もあり、Core i7のCPUを搭載したパソコンは、業務向けやクリエイター向けとして使用されることが多いようです。

 

Core i3搭載のノートパソコン

ノートパソコンには様々なCPUが搭載されていますが、その中でもCore i3搭載の機器を目の前にすると、どのようなイメージを抱くでしょうか。

全体的な処理速度が遅いという人もいれば、上位モデルよりも価格が安いパソコンに搭載されているなど、人によって思いは様々だと思います。

そのためゲーム向けとしては適してない、と感じる人もいるかもしれません。
確かにそういうイメージもあるのですが、それは既に出ているCPUのことであり、最新モデルである8世代目のCore i3については性能が全く異なります。

 

性能が一気にアップされていますので、ゲームをするのにも最適と言えます。

例えば、高い性能を期待できるCore i3-8130Uの最新モデルの基本スペックを見ると、「2コア4スレッド」、「ベースクロック2.2GHz」、「最大クロック3.4GHz」になっています。

前世代と比べると格段に性能がアップしていますが、その中でも特筆すべき点は、ターボブーストを搭載したことではないかと思います。

これによって機能が向上し、最大クロックについてはワンランク上のモデルである、Core i5-8250Uと同程度になっています。

 

前世代の上位CPUのCore i7-7500Uとも、大体同じくらいのクロックスピードになっているのです。
最上モデルである8世代目のCore i3-8130Uと、7世代目のCore i3-7100Uとの性能の違いは、ベンチマークテストでも明らかになっています。Core i3-8130Uについては、Core i3-7100Uの1.4倍程度のスピードを誇っているのです。

そのため利用する用途も広がり、最新のゲームもストレスなくできるのではないかと思います。

 

利用用途に合わせたCPU選びを

パソコンに搭載されたCPUの性能が高ければ高いほど、機器の動作や作業がスムーズになります。
そのためこれからパソコンを購入する方は、可能な限り高性能のCPUを搭載したものを選ぶことが大切です。
ただ高性能なCPUを問搭したパソコンほど、値段も高額になりますので注意しておきましょう。
ゲーム好きな方も多いと思いますが、高負荷なゲームでなければ、最新のCore i3を搭載したパソコンでも大丈夫です。

ゲームをするためにパソコンの購入を考えている人にとって、気になるのがパソコンの選び方ではないかと思います。
それぞれの機器によって性能が異なりますので、利用する用途や、プレイをするゲームの処理などに合わせたものを選ぶことが大切です。
ただ最新のCore i3であれば、ゲームでも十分な性能を持っていますので、チェックしてみると面白いと思います。

この記事を友だちにシェアする

  • line
  • twitter
  • facebook

前の記事へ

一覧へ戻る

次の記事へ