PROFESSIONAL GAME CREATOR SCHOOL G学院 用語集

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ライト

 ライトは、Unityプログラミングにおいて、ゲーム上の空間を照らす光源の役割を持つコンポネントです。
 ライトのコンポネントを付与されたオブジェクトは光源として、シーンの3次元空間中のオブジェクトを照らします。Unityゲームの画面上には、カメラによって映し出されたオブジェクトが表示されますが、光源であるライトが無ければカメラ上で表示することはできません。ライトを使用することで、太陽のようにゲーム世界を照らすだけでなく、燃えるマッチの明かりや閃光のような輝きまたは爆発などを表現することができます。
 Unityでは、 4 種類のライトが用意されています。

・Directional light
 太陽のようにゲーム空間を照らすライトです。遠方に配置することで、シーン内の全てのオブジェクトを照らすことができます。この種のライトは、光源の位置に関わらず、光の強さは減衰しません。

・Point light
 電球のように、ある場所から全方向に光を放ちます。光源からみて、オブジェクトの裏側は影となります。光の強さはライトからオブジェクトへの距離とともに減衰し、指定した距離で 0 になります。

・Spot light
 名前通り舞台スポットライトのように、ライトが設置された箇所から一方向に光を放ちます。光は、円錐状に広がりながら、オブジェクトを照らし、円錐内のオブジェクトのみを照らし出します。円錐の端部分は光が減衰します。

・Area light
 Area lightは四角形平面の形をしたライトで、四角形平面の片側から均一に光を照射致します。Area lightが照らす範囲は、手動の制御はできません。光源である四角形平面から離れるにつれて、光の強度は減衰します。

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