Colliderコンポネント
Colliderコンポネントは、Unityプログラミングにおけるコンポネントの一つであり、ゲームオブジェクト同士の物理的な衝突を表現、検出する機能を持ったコンポネントです。
Colliderの性質を持ったゲームオブジェクト同士は、衝突した際に専用のメソッドを呼び出し、任意の処理を実行してくれます。いわゆる当たり判定です。Colliderは、当たり判定を行うのみではなく、当たった後の処理も自由に記述できます。
現実世界の様な等加速度運動や重力による自由落下、衝突による跳ね返り等の機能を持つコンポネント、Rigidbodyとセットで用いることで、ゲームオブジェクトの運動と衝突それぞれを容易に行うことが可能となります。
Unityには3D物理エンジンと2D物理エンジンがあり、Colliderも3D用と2D用が別々に存在します。
Colliderのタイプには、3Dでは立方体のBox Collider、球体のSphere Collider、薬のカプセルのような形状である Capsule Colliderがあります。2Dでは平面四角形のBox Collider 2Dと平面円形のCircle Collider 2Dがあります。