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ゲームのお仕事

2019.09.10 Tue.
作るだけじゃないゲーム会社のお仕事

作るだけじゃないゲーム会社のお仕事

ゲームが大好きで、将来はゲーム関連の会社に就職したい、ゲームを開発してみたいと思っている人もたくさんいると思います。
ひと言で「ゲーム会社」と言っても、ゲームを開発する人だけがいるわけではありません。
会社の中には、開発されたゲームを販売したり、宣伝をする人など、様々な仕事があります。
そこでゲーム会社がしている仕事にはどんなものがあるのか、作るだけではないゲーム会社がしている色々な仕事について紹介したいと思います。
あまり聞きなれない言葉もたくさん出てくるかもしれませんが、こんなに種類があるのかと、びっくりするかもしれません。
早く社会に出て働きたいと思っている人、就職を考えている人にとっては、必ず役に立つと思います。
大好きなゲーム会社の仕事をしたいと思っている人は、決してゲームを作るだけではない様々な部分を知ることができるでしょう。

 

ゲーム会社の仕事にはどんなものがあるのか?

まずゲーム会社の仕事というと、どんなものを連想できるでしょうか。

一番多いのは、やはりゲームを作る仕事、つまりは制作に関係する仕事というイメージが多いと思います。

 

実はゲーム会社の主な仕事は、ゲームの制作以外にも「宣伝」、「営業」、「人事」、「経理」といった一般的な会社の仕事に加えて、「ネットワーク管理」という仕事があります。

 

ゲーム会社だからこそ、そのときの最新の情報を手に入れたり、どんなゲームが人気なのかという情報収集も、重要な仕事のひとつになっています。海外の人気ゲームを参考にして作るときにも、このネットワークによる情報収集がとても大事になってきます。

 

ゲームを制作するためには、こうした基礎となる情報を集めることも、立派な仕事のひとつです。ゲーム業界に属している会社には、大きく二つの種類があります。ゲームパブリッシャーと呼ばれる会社と、ディベロッパーと呼ばれる会社の二つです。
この二つの企業について、もう少し詳しく知っておきましょう。

 

ゲームパブリッシャーとは?

ゲームパブリッシャーとは、簡単に言えば私たちが普段の生活の中で楽しんでいる、

「ゲームを販売する会社」のことを指しています。

日本で言えば任天堂、セガ、コナミなどが、このパブリッシャーにあたります。

 

ゲーム好きな人であれば、誰もが知っている有名な会社です。

このようなゲームパブリッシャーと呼ばれる会社は、これから「どんなゲームを作るのか」といった企画を立てることから、宣伝や流通、販売までを行います。

 

どんなにゲームを開発して制作をしても、宣伝をしなければ売れません。普段からテレビで見ているCMも、宣伝にあたります。ひとつのゲームが開発されて完成したらそれで終わりではなく、今度はそのゲームをどのようにして売るのか、といった「流通」と「販売」が大事になってきます。

 

ゲームパブリッシャーに就職したいのであれば、こうした仕事があるということは、頭に入れておきましょう。何となくゲーム関連の会社に就職できればいいなと思っている方は、少しびっくりされるかもしれません。実はゲーム会社には、いくつもの仕事があるのです。

 

ディベロッパーとは?

ディベロッパーとは、簡単に言えば「ゲームを開発する会社」のことです。

パブリッシャーが完成しているゲームを販売する会社で、こちらはゲームの開発を主に行う会社です。

 

自分でゲームを作ってみたい、デザイナーとして活躍したい、将来はグラッフィックデザイナーとして活躍してみたい方は、このディベロッパーとしての仕事がおすすめです。一つのゲームを作るためには、こうしたデザイナーと画像や映像を作るグラフィックデザイナーなどの、様々な人の手が加わって作られています。

 

ゲームを一つ作るために、ゲームの全てを一つの会社だけで担当して作る場合もあれば、一部だけを担当することもあります。
開発するゲームによっては、会社毎に分散して作ることもあります。

 

このように一つのゲームが完成するまでに、たくさんの人の手が加わって作られているのです。ゲーム会社に就職したいと思っている人は、どんな仕事をしたいのかまで深く考えておくと、イメージしやすいでしょう。

 

ただ実際には、CMなどで表に出てくる会社は、ゲームパブリッシャーの方がほとんどです。そのためパブリッシャーに比べてディベロッパーと呼ばれる会社は、あまり知られていないことが多く、会社名を聞いても知らないかもしれません。これから就職を考えている人は、自分がどんな仕事をしたいのかを、具体的に考えてみてください。

 

実際ゲームを作る側でもあるディベロッパーになるためには、どんなゲームを制作してみたいのか、という企画から仕事が始まります。そして開発されたゲームをパブリッシャーが宣伝して、販売していくという流れになります。

ゲームを作る側になりたくて就職したのに、いつの間にか販売の担当になってしまった、ということのないように会社にも種類があることを知り、自分が就職したい会社について確認しておきましょう。

 

インデペンデント・ディベロッパーとは?

実はディベロッパーの中にも種類があり、自ら企画を持ち込んでゲームを作る会社があります。

これをインデペンデント・ディベロッパーと呼んでいます。

代表的な会社は、「妖怪ウォッチ」で有名な株式会社レベルファイブなどです。

 

将来は、ゲームを楽しむ側だけでなく企画にも関係してみたい方、自分で作ったゲームを世界へ出してみたい方、開発やデザインといった仕事に就きたい方はこういった会社を選ぶといいでしょう。

インデペンデント・ディベロッパーと呼ばれる会社は、他にもいくつもあります。

ひと口にゲーム会社と言っても業務内容が大きく変わってくるので、自分はどんなことを仕事にしたいのかを、明確にしなければいけません。

 

企画の中にはゲーム制作だけではなく、ゲーム内のCG映像の制作や音楽なども含まれています。

ゲームが好きな方なら分かると思いますが、ゲームを楽しむために流れる音楽や映像が、とても重要なものになってきます。

ゲームの内容よりも、耳に残る音楽というのもあるのではないでしょうか。普段からあまりゲームをしない方も、音楽に惹かれて始めたという方もいます。それからゲームを楽しむ上で欠かせないCG映像は、ゲームを楽しむための大きな要素になっています。

 

デザイナーとして活躍してみたい方、映像を作成する仕事に就きたい方も、このインデペンデント・ディベロッパーへの就職を考えるといいでしょう。

 

ゲーム会社とひと言で言っても、「販売」を中心に行っているパブリッシャーと、「開発」を行うディベロッパーの二つの企業があります。ゲームが好きだから、パソコンが得意だからというだけで就職先を何となく決めるのではなく、どんなことをやってみたいのか、どんな仕事で自分の力を発揮していきたいのかを、明確にしておくことが大切です。

ゲーム業界は、本当にたくさんの人の力によって成り立っています。

将来どんなことをしてみたいのか企画に関わるのであれば、どんなゲームを開発してみたいのか、デザイナーとして仕事をするならゲーム制作の中でもCG画像などの専門分野に取り組んでみようか、販売や営業といった人間と関わりを持つ仕事をしていきたいのかを考えましょう。

 

ゲーム会社に就職をして、自分はどんなことができるのかを改めて想像してみるといいでしょう。

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