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プログラミング

2019.09.08 Sun.
文系プログラマー活躍中

文系プログラマー活躍中

プログラミングと聞くと、理系の方の方が仕事にも有利な印象を持っている方も少なくないのではと思います。
プログラミング言語を見ると、数学的な思考が必要な面もありますので、そのように感じてしまうのかもしれません。
しかしそれは間違いで、実際には文系のプログラマーという方が大勢いるのです。
文系の方であってもプログラマーになれるということですので、興味があれば挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

文系はプログラミングができない?

将来、プログラマーになりたいと思う人も多いことでしょう。

その中には理系はもちろん、文系の人もいるのではないかと思います。

 

そんな文系の人にとって、「文系はプログラミングができない」といった話を聞くと、不安に駆られる人も出てくるかもしれません。そのような話があるのは事実とも言えます。

例えばプログラミング言語を始め、二進法や処理速度などのことを聞くと、誰でも理系の方が有利なイメージを持つと思います。

 

では文系の方はプログラマーとしての仕事ができないのかと言うと、必ずしもそのように感じられるわけではありません。
文系の方でもプログラマーとして活躍している人はたくさんいて、プログラマーの大半が理系出身者というわけではないのです。文系出身者もきちんと存在しており、全体の3分の1のプログラマーは文系と言われています。

 

さらにこれからプログラマーを目指す人も加えると、理系と文系であまり数字に変わりはありません。

どうしてプログラマーを目指す文系の方が多いのかと言うと、そこには文系でもプログラミングができるわけがあるからです。

 

文系でもプログラミングができる理由とは

文系の方でプログラミングができる理由について紹介します。

 

◆文系出身のプログラマーは大勢いる

文系出身者でプログラマーとして活躍している人の割合は、決して少なくありません。

実際には、IT業界には文系出身のプログラマーはたくさんいることが分かります。

現場では文系や理系の種別を気にする必要がないほど、様々な人が活躍しているのです。現実的には、多くのプロフェッショナルが活躍していますので、文系出身者の方でもプログラマーにはなれる可能性は十分にあります。

 

全体で見ると3分の1は文系出身者だと言われています。

もちろん職種によって違いはあり、自動車や家電製品などを取り扱う技術者については、専門職の意味合いもあって理系出身者が多いようです。一方で他のIT技術者の中には、文系の人の割合が比較的高くなっています。

これらの数字を見る限り、「文系なのでプログラミングはできない」というのは間違いだと言えるでしょう。

 

◆プログラミングと数学の関係性

プログラミングに興味がある人や、これからプログラミングを学ぼうとしている人の中には、「プログラミング学習には数学の知識が必要だ」と思っている人も多いようです。

そのため実際にプログラミング学習をする際には、その前に数学の勉強をする人もいるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。

 

実は「コンピュータ=数学」という図式は、現実では当てはまらないのです。

もちろん英語と同じように数学の知識があるに越したことはありませんが、実際には数学の知識や能力がなくてもプログラミングを学ぶことは可能です。

 

端的に言うと「四則演算」ができる知識があれば、十分にプログラミングの知識を習得することはできるのです。

虚数や行列、関数など一般的な高等数学を実務の現場で使用するのは皆無と言っていいでしょう。

そのような数学的な知識が必要となるプログラマーも存在はしますが、高度な数学的知識が必要な現場は、それ相応の知識がある人が務めることになります。具体的には、宇宙開発でおなじみのJAXAや数学的知識が必要なコンピュータ会社、大学の研究室や数値解析などのソフトを手掛けている会社などが該当します。

 

ただそのような専門的な知識が必要な職場では、元々高度な数学の知識が求められますので高校数学レベルでは務まらないですし、プログラミングの知識を論議する余地はないでしょう。

 

◆読解力が求められる

プログラマーとして活躍している人は国内外にいますが、そんなプログラマーには読解力が求められるシーンが多く見られます。

 

例えば、依頼先から希望するシステムの設計図などを渡されたときは、まずはその相手側の意図を読み取り、その後に希望するシステムを構築していくことになります。相手先にもよりますが、色々と細かいことを指定するところもありますが、全体的には大枠の状態のまま提案されることが多い傾向にあります。

そのような時に必要になってくるのが文系の得意とする読解力であり、相手側がどうしたいのか、その意図を読み取る必要が求められるのです。

 

相手先からもらった設計図を見ながら、どうすればベストの状態に持っていけるのか考え、作業を行う必要があります。

そういった能力ついては、どちらかというと理系よりも文系の方が得意な分野ではないかと思います。

文系のプログラマーの中には、自分自身のスキルを高めるために、専門的な技術書を読む人も少なくありません。読解力を高めることが、自分自身の能力の向上へと繋がっていくのです。

 

もちろん文系の方の中には読解力が苦手な人もいると思われますが、文章の量が多いようなドキュメントに対する抵抗感をなくすことが大切です。

 

◆英語力について

プログラミングと言うと、アメリカをイメージする人もいるでしょう。

何故なら、プログラミングの先進国はアメリカでもあるからです。

 

そういう背景もあって、プログラミングに関する最新の情報は、全てがアメリカから入ってくることになります。当然のことながら情報は英語で書かれていますので、プログラミングに関する有益な情報や最新の情報を求めるのであれば、英語力を身につける必要があります。プログラミングでは英語力は必要ないとも言われているのですが、プログラミング関係の情報や英語のサイトを閲覧する時には、必要になることもあるでしょう。

 

英語で書かれた記事や情報を見つけるという作業も、プログラミングにおいては初心者が最も挫折しやすいポイントにも挙げられています。

 

諸外国と比べて、日本は特に恵まれた国とも言われており、日本語のドキュメントは非常に充実しています。しかしながらプログラミングの能力をもっと向上したいのであれば、やはり英語力は大きな武器になるでしょう。文系の方は元々読解力に優れている人が少なくはなく、そういう意味では結構恵まれているのかもしれません。

もちろん英語の学習量の比重については、理系の方と比べて高い可能性があり、さらに言語に対する感受性も同じように大きいのではないでしょうか。

 

英語については特に会話力まで求めているわけではなく、読む能力があればそれで十分です。

 

文系の方でも大丈夫

IT企業の多くは、高度な数学はもちろん理数系の知識もほとんど使うことが少ない、と言われています。

熱力学や材料力学、化学式やイオン式などもありますが、実際にプログラマーが使用している仕事の多くは、売上の自動計算化や職場の出欠などの自動記録といったものがほとんどです。

 

そのため「文系だから」という概念は、捨てた方がいいでしょう。

 

現在世界で活躍しているプログラマーの多くが理系のイメージがありますが、現実は必ずしもそうとは限りません。

プログラマー全体の3分の1は文系出身と言われており、それだけたくさんの方が携わっているのです。

プログラミングに興味がある文系の方も、プログラマーを目指してみてはいかがでしょうか。

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