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G学院のコラム

2019.08.09 Fri.
Unityをはじめて触るとき、まずやることは

Unityをはじめて触るとき、まずやることは

スマホなどの普及もあり、最近は大人であってもゲームにハマっている人も少なくはありません。
中には、実際にゲームの開発をしてみたい、という人も増えています。
ゲームを作るためにはプログラミング言語が必要になりますが、「Unity」もそのプログラムのひとつであり、世界中で使われています。
将来ゲームを作ってみたいと夢を見ている人は、Unityに興味を持っている方もいると思います。
そんなUnityに興味がある人のために、ゲームを作るために必要となるものなどを紹介します。

 

Unityについて

Unityとは、ユニティ・テクノロジーズが開発しているゲームエンジンのことです。
ゲームエンジンというのは、ゲームを開発するために、よく使われている機能を簡単に使用できるように、まとめたものです。
ゲームエンジンにはたくさんの種類がありますが、その中でもUnityは、最も多く利用されているのが特徴です。

 

世界的には100万人ものゲームクリエイターと呼ばれる開発者が使用していますので、その規模がどれだけ大きいのかが分かると思います。

 

最近では「ポケモンGO」で使用されたことでも話題になりましたので、広く知られるようになりました。
ゲームを作るためのプログラムは難しいですし、とにかく何かゲームを作ってみたいけどその方法が分からないという人は、まずはUnityから勉強してみると良いかもしれませんね。
何故ならUnityは、プログラミングの初心者であっても、簡単に使うことができるからです。

 

Unityでできること

プログラミングがはじめてという人でも、比較的手軽に参入できるのがUnityの特徴です。
どんなことができるのかを知っておきましょう。

◆色々なプラットフォームでゲームを作れる

Unityであれば、iPhoneやAndroidなどのスマホゲームを始めとして、Xbox、Mac、Windows、PlayStation4など、様々なプラットフォームでのゲーム制作が可能になります。

Unityで使われるプログラム言語は、「C#」と呼ばれるものです。
この言語は、プラットフォーム毎に変わることはありせんので、覚えておくと便利です。

 

◆2Dと3Dのどちらでも作成が可能

ゲームには2Dと3Dがありますが、UnityであればPlayStation4などの高度な3Dグラフィックのゲームはもちろん、スマホで楽しめるカジュアルな2Dゲームまで、幅広い種類のゲーム制作が行えます。

2Dだけではなく3Dゲームにも興味がある人は、人が驚くような内容のゲームを作ってみるのもいいかもしれません。
人気ゲームでもある白猫プロジェクトやポケモンGOは、Unityで作られたゲームとして有名です。

 

◆ゲームを直感的に仕上げることができる

これまでゲーム業界で使われてきたゲームエンジンは、オブジェクトなどを生成するときに、わざわざコード上から呼び出さなくてはならないため、かなり難しいものでした。
そのためデザイナーなどの、プログラマー以外の人がインターフェイスを変更するときには、その都度エンジニアにお願いをする必要がありました。

 

一方のUnityは、マウスで簡単に色々な操作をすることができるようになりました。

 

そのため直感的に操作をすることもできます。プログラミングをよく勉強していない人は、基本的なプログラミングコードが読めないと思います。

そんな人でも、簡単に操作できるような作りになっているのです。

もちろん本格的なゲームを制作するためには、最低限のプログラミングの知識はなければできません。
それでも、これまで使われてきたゲームエンジンと比べると、かなり作りやすいのではないかと思います。

 

Unityを使用するメリットとは

これからUnityを使って、ゲーム制作をしてみようと考えている人もいるかもしれませんね。
Unityには、次のようにたくさんのメリットがありますので、はじめて使ってみる人にもおすすめです。

 

◆ゲームを簡単に作れる

できることなら、ゲームの制作をしてみたいという人の希望を叶えてくれます。
Unityは、これまでのゲームエンジンと比べると、操作しやすくなっています
マウスで操作しているだけで、簡単にゲームを作ることができるからです。

最近のゲームと言えばスマホゲームが人気ですが、iOSやAndroidなどのスマホ向けゲームアプリなどは、マウスの操作だけでも簡単に制作できます。

 

そのため誰もが楽しめるような簡単なスマホゲームを制作してみたい、という人には最高のツールと言えるでしょう。
スマホ向けに作ったゲームについては、WindowsやMac向けのゲームとしてリリースすることも可能です。
Unityを使うことができれば、簡単にゲームを作ることが可能になりますし、そこから応用させることもできるようになるのです。

これからプログラムを学ぶ人は、まずはUnityをマスターして、そこから色々な媒体に向けてゲームをリリースしてみるのも楽しいかもしれません。

 

◆アセットストアを利用できる

ゲームを制作するために欠かせないもののひとつに、「アセットストア」があります。
Unityを利用することで3Dゲームの制作も気軽にできるようになりますが、その元になっている3Dモデルの制作は難しい面があります。

しかしUnityであれば、そのような3Dモデルに関するゲームデータを無料で入手できる場所があります。
それがアセットストアです。実際にUnityを使うと分かりますが、アセットストアには「ロボット」や「3Dの街並み」といった素材が、たくさん用意されています。

 

他にも面倒なキャラクターの歩行モーションを、最初から制作できるツールも配布されています。
それらのツールは、有料で提供されているものもあれば、無料のものもありますので、各自の好みによって選べば良いと思います。

有料のツールの方が魅力的に見えるかもしれませんが、無料のものでも、もちろんゲームの制作は可能です。

無料のツールでゲームを制作するだけでも、初心者には十分すぎるかもしれません。

 

◆無料で使うことができる

Unityを使用するメリットとしては、無料で利用できるという点も大きいのではないでしょうか。
ゲーム作りに慣れてくると、より高度なものに挑戦したくなるはずです。

 

そういうときでも無料で利用できることは、ユーザーからしてみたら非常に嬉しいのではないかと思います。
Unityには、無料版だけではなく、さらに高度で高機能なPlusやProといったバージョンもありますが、それらは有料になることが多いです。

 

しかし簡単なゲーム制作だけであれば、無料のPersonalでも十分だと思います。
それに初心者の方は、すぐにUnityのすべての機能を使いこなせるとは限りません。
Personalからスタートして、慣れてきてそれが物足りなくなってきたときには、次にPlusやProなどに移ってもいいと思います。

 

Unityを使用するときに必要なもの

これからUnityを使ってみるという人もいると思いますが、その前に絶対に用意しなければいけないのがパソコンです。
Unityはスマホでは使えませんので、パソコンがなければいけません。

基本的にはパソコンだけあれば大丈夫ですので、何よりも最初に用意しておくといいでしょう。
WindowsとMacのどちらにも対応していますが、iPhoneのゲームを作りたい方は、Mac専用の機能と連携する必要がありますので、Macのパソコンを用意しておきましょう。

 

もちろんインターネットの環境を用意することは、言うまでもありません。
ネット環境が整っている状態で、パソコンとマウスがあれば一応は開発環境は整っています。
パソコンは機能にも注目しなければいけません。

 

あまりに古い年式のパソコンでは、対応していないこともあるからです。
始める前には、Unityのホームページなどで確認しておくことをおすすめします。

 

プログラムがはじめてという人の中には、ゲームを制作するためにUnityを始めたい、という人もいるのではないでしょうか。
これからUnityを始めたい人は、まずは内容の理解からスタートするといいでしょう。
ゲームを作るためにはパソコンは絶対に必要になりますので、必ず準備をしておきましょう。

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