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プログラミング

2020.02.21 Fri.
「Unityインターハイ」。高校生でもゲームは作れるよ

「Unityインターハイ」。高校生でもゲームは作れるよ

スマホゲームにハマっている人はたくさんいて、こんなゲームがあったらいいなと思うこともあると思います。
ゲームの開発は高校生でも行うことができ、Unity(ユニティ)を使えば簡単なものから高度なゲームまで作ることが可能となります。
そこでUnityとは何なのか、Unityでできることや人気の理由、高校生が参加できるUnityインターハイについて紹介したいと思います。

 

Unityとは?

Unityは「ユニティ・テクノロジーズ」が開発しているゲームエンジンのことで、ゲームを開発するために使用する機能が簡単に利用できるのが特徴です。

 

Unityは全世界で約100万人の開発者が使用している、と言われています。

ゲームエンジンの中でも最も利用されているUnityですが、こちらを使用すれば高校生であってもゲームを開発することができます。

 

スマホゲームが普及してからは、ゲームを開発したいという子供が増えていて、自分の手でゲームを開発したいという夢や、ゲーム会社に就職したいと考える人が急増しています。

実際に自分で作ったゲームは、Unityインターハイの全国大会にエントリーすることができます。
自分でゲームを作ることの楽しさを感じたり、将来の夢に繋がるような良い作品を制作できれば、自分の自信となり進むべき道も見えてくるでしょう。

 

Unityでできること

UnityはiPhoneやAndroid、MacやWindows、Playstationなど、様々なゲームを制作することができます。

有名なゲームで言うと、スーパーマリオランや白猫プロジェクト、ドラゴンクエストやポケモンGOなども作ることができるので、創造力が広がり様々なゲームを作りたいという衝動に駆られるでしょう。

 

2D・3Dのどちらでも作ることが可能で、カジュアルなスマホゲームから本格的なテレビゲームなど、3Dグラフィックのゲームを作ることも可能です。

他にもサウンド再生やユーザーインターフェース管理、データ管理や制作ツールなどを使ってゲームを制作できます。
Unityは無料版と有料版があり、有料版の場合は月額75ドルかかるのですが、無料版でも高いクオリティのゲームを制作することができます。

ゲームを作ってみたいという人は無料版から始め、さらに技術を向上させるために有料版に移行していった方が良いでしょう。

 

Unityを使えば簡単にゲームを制作できる

従来までの本格的な3Dゲームを制作する作業はとても複雑で、一般的な人がゲームを開発するのは困難と言われていました。

しかしUnityを使用できるようになったことで、プログラミングなしで専門知識がなくてもキャラクターを動かしたりすることができます。

Unityはゲームの開発以外にも、医療やセキュリティ関連、建築業界の設計などにも活用されています。Unityを習得したい場合はプログラミングスクールに通ったり、ゲーム系の専門学校に通うことをおすすめします。

 

こういった学校に通えば本格的にUnityを習得でき、自分が思い描いているゲームをそのまま制作できるようになると考えられます。

趣味程度でゲームを開発するのであれば、その技術や能力、発想力がどれくらいあるのかを見極めるためにも、Unityインターハイにエントリーしてみてはいかがでしょうか。

 

Unityインターハイとは?

Unityインターハイとは、高校生および小・中学生を対象としたゲーム開発コンテストです。
このコンテストはマルチプラットフォーム向け統合開発環境「Unity」を提供している、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社が行っているコンテストで、過去6回に渡り大会が開催されています。

このUnityインターハイはUnity及び、プログラミングの技術習得を勇気づけるもので、才能の発掘を目的として行われている全国大会です。

2019年に開催されたUnityインターハイでは、全国から116作品が集まり、二次予選を勝ち抜いた12作品が本選に進み、プレゼン発表会を経て高校2年生の作品が優勝に輝きました。

この作品は三角形のプレイヤーを回転させてゴールまで動かすというゲームで、制作時間は約2ヶ月、アニメーションの動きなど細かい部分にもこだわって制作されたそうです。シンプルで奥深いパズルゲームが、審査員の心をつかんだのではないかと考えられます。

 

Unityインターハイではレベルの高い作品が集まるので、ゲームを作ってみたいという人は、毎年開催されているUnityインターハイを目標にゲームを制作してみてはいかがでしょうか。

 

Unityインターハイの流れと応募資格

Unityインターハイの流れは、以下の通りです。

◆作品の開発
◆エントリー&作品提出
◆1次審査結果発表
◆2次審査結果発表
◆プレゼン発表会本選

エントリー期間は期限があるので、サイトからチェックして提出期限に間に合うように送りましょう。

Unityインターハイでは全国からたくさんの作品がエントリーされるので、エントリーをしてから約2〜3ヶ月程度経ってから1次審査の結果発表となります。

2次審査が発表されるのは12月初旬となることが多く、同月の12月中旬頃にプレゼン発表会となります。

応募資格については人数制限がなく、チームのメンバーが同じ高校に通っていなくてもエントリーできます。

 

Web記載やプレゼン発表会に出場した際に名前が公開されるのは代表者3名となるので、自分の腕を試したいゲーム開発関連の人や、プログラマーの人に注目してほしいという人は、1人または2〜3名でエントリーした方がいいでしょう。

Unityインターハイにエントリーする際には作品テーマがないので、自由な発想や自分が作りたいゲームを完成させましょう。

 

本選とプレゼンの流れ

Unityインターハイの本選に出場することになった場合は、Skypeでの面談とプレゼン発表のリハーサルを行います。
その後はプレゼン発表当日に秋葉原にあるUDXシアターにて、プレゼン発表を行うことになります。

プレゼン発表会では自分がエントリーしたゲームのプレイ動画、資料を使ってどんなところに重点を置いて制作したか、ゲームの魅力や特徴などを資料を使ってプレゼンします。

質疑応答ではゲームに携わる様々な審査員が、エントリーしたゲームの内容について質問をしてくるので、単刀直入に分かりやすく説明しましょう。

 

Unityインターハイでは全国各地から制作したゲームが集まるので、細かい部分にまでこだわりを持ったゲーム、印象に残るゲームなどを作成した方が本選に出場しやすいかもしれません。

学生のアイデアには限りがなく、どのゲームもユニークでプレゼン発表会を楽しみにしている審査員もいるそうです。

まずはUnityに対しての知識を学び、本格的なゲームを開発できるようになりたいという場合はプログラミングスクールに通ったり、ゲーム系の専門学校に通って技術を習得してみるのもいいと思います。

中学生から知識を学べば、Unityインターハイまでには十分な知識をつけられ、細かい部分についても制作ができるので、クオリティの高いゲームを制作できるでしょう。

クオリティの高いゲームを制作できれば、本選に出場できる可能性が高くなり、メディアからの注目や業界からも注目され、自分の行く末が見えてくるのではないかと考えられます。

 

自分がやりたいゲームを作りたい、と願う人が増えています。
Unityを使えば専門的な知識がなくても、誰でも簡単にゲームを作ることができます。
クオリティの高いゲームを制作するためには、細かな技術等も必要となるので、プログラミングスクールに通ったりゲーム系の専門学校は損はしないと思います。
制作したゲームがUnityインターハイにエントリーしたことにより、将来自分の夢に繋がる可能性もあるので、ゲームが好きだという人はUnityでゲームを作ってエントリーしてみるのはいかがでしょうか。

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