構文解析
構文解析とは、プログラミングにおける意味合いとしては、プログラミング言語を機械語に変換する過程における処理の一つです。
この言葉の一般的な意味合いとしては、文章の中で単語や字句で構成される文を、文法にしたがって解釈していき、文の構造を確認した上で意味を調べることです。
プログラミングにおいては、ソースコードを機械語に変換(コンパイル)する時は、まず字句解析により、ソースコードをトークンと呼ばれる要素に切り出します。その後それが構文規則にのっとっているかチェックし、その意味の解釈が行われます。
簡単な例として、電卓を例にとります。電卓に「3+4-1=」という入力があったとします。これらの各要素、即ち数字と記号に分けると「3」「+」「4」「-」「1」「=」となります。この時「+」「+」等と演算記号が連続していないか確認します。その後それらの意味を解析し計算を行います。この過程が構文解析です。
プログラミングにおいては、宣言された変数や関数、制御構造の単位で文字列を切り分けていき、意味を解釈していきます。