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前方宣言

 前方宣言とは、プログラミングにおいて、変数関数等をソースコードの冒頭部分で宣言のみをしておくことを言います。通常、関数等のプロシージャには、そのプロシージャ自身の定義を与えなければなりません。プロシージャの定義とは、その機能の本体つまり実際の処理内容を指します。定義の無い名前だけの状態(識別子)の事前宣言のことを前方宣言と呼びます。関数の前方宣言はプロトタイプ宣言と呼ばれます。
 通常ソースコードは上から読まれていくので、上から順に必要なものを定義していきます。この時、定義していないものは使うことができません。しかし、後で定義しておく前提で、冒頭で宣言のみだけして使用できるようにしておく、ということは可能です。これを前方宣言と呼びます。

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