PROFESSIONAL GAME CREATOR SCHOOL G学院 用語集

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乱数

 乱数とは、ランダムな数の意味で用いられる言葉です。
プログラミングでは、通常同じ計算を行うのみなので、その計算結果は決まりきったものとなります。分岐処理反復処理で異なる計算を行うこともありますが、それでも特定数のパターンで決められています。
 毎回異なる予想できないような結果がほしい場合、プログラム中で「実行の度に異なる数値を用いる」ようにする必要とされます。このようなときに乱数を用います。乱数は通常、上限値と下限値を決めることでその間の数がランダムに選ばれます。これを変数に代入して用います。
 乱数と類似の言葉に疑似乱数があります。疑似乱数とは、文字通り擬似的に乱数を発生させたかのような値を示す数値です。乱数は、予測が全く不可能であるのに対して、 疑似乱数は数式である程度値が確定されています。
 ゲームプログラミングにおいては、敵キャラクターの動き等は、プレイヤーに読まれてしまうとゲームそのものが単調となってしまうという場合があるので、乱数等を用いることで、毎回異なる動きをさせることができます。

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