PROFESSIONAL GAME CREATOR SCHOOL G学院 用語集

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構造化プログラミング

 構造化プログラミングという言葉は、曖昧な言葉で色々な意味に解釈されますが、ここではこの言葉を、古くから用いられているプログラムの記述方法の一種として説明致します。プログラミングパラダイムの一つとしても知られています。
 構造化プログラミングでは、プログラムに構造を与えて、いくつかの独立した区分に分割してプログラミングを行います。機能ごとに分けて記述することで、構造がわかりやすくなります。プログラムの中身を分けていくと、プログラムは基本的な三種類の処理からなるのが分かります。命令語の種類は主に以下の三種類となります。
 順次処理・決められた処理を実行します。いかなる状況でも処理は変わりません。
 反復処理・特定の条件を満たしている間、決められた処理を複数回実行します。
 分岐処理・現在おかれた条件によって、処理をいくつかに分岐します。

 ゲームで例えますと、タイトル画面まではプログラムは順次処理していき、いかなる場合も決められた手順で画面出力します。プレイヤーが「スタートボタンを押す」と、その入力に従い、分岐処理を行い、ゲーム画面へ移ります。そして、メインループと呼ばれるゲームのメインの処理を行い、この処理ではユーザーによる入力とその結果の出力を行う反復処理を行います。

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