オブジェクトファイル
オブジェクトファイル(object file)とは、プログラミングにおいて、ソースコードをコンパイラが翻訳した結果生成される機械語のデータです。コンパイル処理したとはいえ、これのみでは実行可能なプログラムではありません。
オブジェクトファイルは、プログラムの生成の時の中間的な状態です。元となる複数のソースコードをそれぞれコンパイルすることでオブジェクトファイルを生成します。この中身は機械語になっています。これらの個別のデータを組み合わせることで実行可能なプログラムとなります。ソースコードと実行可能なプログラムの中間の状態がオブジェクトファイルです。
C言語では、ソースコードをコンパイルすることで、オブジェクトファイルを生成した後、それをリンカで適切に構成することで実行可能なプログラムであるexeファイルを出力します。