マルチプラットフォーム

　マルチプラットフォームとは、異なる種類のハードウェアや異なるオペレーティングシステムで同じように動作するようにアプリケーションソフトウェアを設計することを指します。その名の通り、複数種のプラットフォームに対応できるアプリケーションです。
　開発するアプリケーションをマルチプラットフォーム対応とするための方法は二つあります。まず一つ目は、ソースコード上で必要な箇所に現在の実行環境を認識し、その環境における処理を行うようにします。完成後には、プラットフォーム毎に実行可能なプログラムとして生成し、Android版、iOS版のように、対応した形で出力します。二つ目の方法は、どのようなプラットフォームでも変わらず動作するようなプログラミング言語を選び、それで開発を行うことです。この方法では、例えば様々なOSでインターネットのブラウザソフト上において用いられているJava script等のどのような環境でも利用可能なプログラミング言語によってアプリ開発を行います。