COBOL

　COBOLは、プログラミング言語の一種であり、会計や事務処理等に適したプログラミング言語です。COBOLは1959年にアメリカのデータシステムズ言語協議会によって開発されました。名前の由来は、「Common Business Oriented Language」(共通事務処理用言語)の略称です。
　言語の特徴として、自然言語近いという特徴があります。自然言語とは、日本語や英語のような人が話す言葉です。自然言語に近い理由は、当時のプログラミングは、高水準言語が少なく機械語による難解なプログラミングを行わなければならなかったため、読みやすい(可読性の高い)言語が求められたためです。そのため、可読性が高いことが利点となります。この理由で習得のハードルも低めです。一方で、この長所のために逆にソースコード自体は長くなりがちであり、COBOLのソースコードは比較的長いとされています。
　しかし、古い言語でありながら、現在でも事務処理用のコンピュータではCOBOLが用いられています。