小学校でのプログラム教育が必修化されるなど、教育現場でもプログラミングの波が広がってきているようです。
将来はプログラマーやゲーム開発の仕事に就きたいと考えている人は、プログラミングの知識が必要になってきます。
プログラミングの勉強をするためには、高校を卒業した後にプログラミング専門学校や大学で学ぶことが多いのですが、高校に在籍しているときからプログラミングの勉強を始めるのも良いかと思います。
そのためにもプログラム学習の心得を押さえておきましょう。
高校生のプログラム学習
ゲーム好きの人の中には、将来は人気ゲームの開発部門での仕事を考えている人もいるのではないか、と思います。ただそのためには、プログラミングの基礎をしっかり学ぶ必要があります。
特にプログラミング初心者の人は、できるだけ早い段階からスタートするのが得策です。
将来プログラマーになるためのプログラム学習は少しでも早いうちから、現在高校生の人であれば、できることなら高校生のうちから学習することが最適なのです。ゲームプログラマーなど、プログラミングの技術を習得するためには、論理的思考はもちろん柔軟な発想力が求められます。
中でも論理的な思考力については、プログラミング学習することで自然と身につくことが多く、たとえプログラマーの職業に就かなかったとしても、様々な場面で役立つことが多いのもプログラミングのメリットです。プログラミング学習を行うことで、これまでの固定概念に捕らわれないような柔軟な発想ができるようになります。早いうちからプログラミング学習をおすすめしているのは、色々とメリットが多いからです。
高校生におすすめしたいプログラミング言語
高校生からプログラミング学習をするためには、何から始めればいいのかよく分からない人もいると思います。どんなに「よし、プログラミング学習を頑張るぞ」と勢いを持っていても、何から手をつければいいか分からなければ、スタートラインにつくこともできないでしょう。
高校生がプログラミング学習をスタートするためには、最初に習得するためにプログラミング言語を決めることが大切です。プログラミング言語には様々な種類があり、それは30種類以上もあります。それぞれの言語は、実際に開発を行うシステムによって向き不向きがありますので、最初に学ぶべきものを選ぶ必要があると思います。
将来はどのような職業に就くかによっても変わってきますが、まだ漠然としている人もいるのではないでしょうか。
高校生のときから、将来どのようなシステムを開発したいのか目標がある人は、それにマッチしたプログラミング言語を習得するのが一番です。ただ漠然とゲーム開発のプログラマーという職業に憧れているのであれば、次に紹介するプログラミング言語の習得をおすすめします。
◆Java
Javaは数多くあるプログラミング言語の中でも、最も求人数や案件の数の多い言語と言われています。Javaというプログラミング言語に人気がある理由は、Javaで作成可能なものが多く、OSに関係なくどこでも稼働させることができる点にあります。
就職面に限らず、Javaをおすすめの理由としてはまだあり、プログラミング言語の基礎の習得はもちろん、オブジェクト指向の取得ができるからです。現在の用いられている人気のプログラミング言語というのは、少なかったオブジェクト指向をベースに開発されています。そのため一度Javaの知識や技術を習得すれば、他のプログラミング言語を学ぶときに、より短い期間で使用できるようになるのです。
◆PHP
PHPですが、こちらはWebプログラミング言語のひとつになります。
ホームページやWebサービス、様々なWebコンテンツなどで使用されていますが、そのようなWebサービスの基本は、これまではJavaScriptがほとんどでした。しかし時代は変わり、現在はJavaScriptと同じくらい、あるいはそれ以上のシェアをPHPが獲得するに至っています。
PHPは、コンピュータ会社などにWebプログラマーとして入社する際にも必要になりますが、
特に在宅フリーランスエンジニアにもおすすめです。何故なら、フリーランスエンジニアにはたくさんのPHP案件があるからです。
ホームページ作成を行うCMSの中でも高い人気を誇っているWordPressは、PHPで作成されているのです。
そのため一度PHPの技術を習得しておくと、様々なものを自由にカスタマイズできるようになります。
◆Ruby
Rubyは、日本人のまつもとゆきひろ氏が作成したプログラム言語です。
日本人が作ったということもあり、とても勉強しやすいのがRubyの特徴になり、特に初心者におすすめの言語と言えるでしょう。Rubyでは「Ruby on Rails」と呼ばれるフレームワークを用いて、WebサイトやWebサービスの開発ができます。
最近は実際に使用する企業が増えていて、有名なところではクックパッドや食べログのサイトがあり、それらのサイトはRubyで作られていることが知られています。
プログラミング学習方法
これからプログラミングの学習を始める人もいると思いますが、プログラミングの学習方法をしっかり押さえておく必要があります。プログラミング学習には様々な方法があり、「書籍を使用する学習方法」、「Webサイトを使用する方法」、「外部の勉強会を使用する方法」、「プログラミングスクール」を使用する学習方法があります。
それぞれについて知っておきましょう。
◆書籍を使用する学習方法
書籍使用した学習方法プログラミング入門書などを用いた学習方法になりますが、プログラミングに関する書籍の数や種類が豊富なのが特徴で、そのため上手く順序を立てた学習も可能です。
書籍を用いた学習は、本さえあればどこでもプログラミングを学べるのが嬉しい点ではないかと思います。
特に高校生は、普段から教科書や参考書などを利用することが多いので、特に抵抗もなく入っていけるのではないでしょうか。
◆Webサイトを使用する方法
Webサイトを使用した学習方法Webサイトを使用した方法については、ネット環境さえ整っていれば、どこでも学習することができるのがメリットと言えます。
最近は、スマホやタブレットを利用する人が増えていることもあり、通学や通勤、休み時間やお昼休みなどにも勉強することが可能です。
基本学習だけであれば、無料での学習もできます。
◆外部の勉強会を使用する方法
勉強会を活用した学習方法こちらは各地で開催される、IT関連のプログラミングの勉強会です。
勉強会の内容にもよりますが、無料のところもあれば有料でも数千円くらいの参加費で利用できるところが多いのが特徴と言えます。
独学とは異なり、専門の講師や同じ目的を持つ仲間と出会えるのがメリットです。
◆プログラミングスクール
プログラミングスクールを使用した学習方法最後はプログラミングスクールですが、これはそれぞれのプログラミングスクールによって内容が異なります。
基本はマンツーマンあるいは少人数制での学習が多く、じっくり勉強したい人にはおすすめです。
プログラミングを学ぶためには、少しでも早くスタートした方がいいと言われています。
特に将来ゲーム開発などの仕事に関わりたい人は、できるだけ早めに計画しておきましょう。
プログラミング初心者でも大丈夫という高校生のプログラム学習で、押さえておきたいポイントを紹介しています。