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ゲームのお仕事

2019.10.17 Thu.
海外のゲーム会社に就職するには

海外のゲーム会社に就職するには

「将来は海外のゲーム会社で活躍したい」など、海外へ進出してみたいと夢を抱いている人もいると思います。
近年のゲーム業界の状況を見ると、海外の企業が次々に魅力的なタイトルを発表していますので、その活動は今後も活性化されていくと思われます。
そのような状況を受けて、日本人でも海外のゲーム会社に就職をしたり、転職したりする人が増えつつあります。
現在、海外就職がどのような状況なのかを紹介しますので、参考にしてください。

 

海外の大手ゲーム会社

日本には様々なゲーム会社があり、そこではたくさんのスタッフが活躍をしています。
そんな日本のゲーム業界に憧れを持っている人は少なくありませんが、海外も日本と同じように魅力的なゲーム会社が存在しています。

 

最近話題の海外のゲーム開発会社としては、具体的には以下のものが挙げられます。

 

◆テンセント「中国」

代表的なゲームとしては、リーグ・オブ・レジェンド、クラッシュ・オブ・クランなどがあります。

 

◆アクティビジョン・ブリザード「アメリカ」

代表的なゲームは、コールオブデューティシリーズ、ウォークラフトシリーズ、ディアブロシリーズなどです。

 

◆エレクトロニックアーツ「アメリカ」

代表的なゲームとしては、Apex Legends、バトルフィールドシリーズ、ウルティマオンライン、EAスポーツなどが有名です。

 

◆テイクツー・インタラクティブ「アメリカ」

代表的なゲームは、グランド・セフト・オートシリーズ、レッド・デッド・リデンプション、ボーダーランズなどがあります。

 

◆NetEase「中国」

代表的なゲームでは、 荒野行動、IdentityV 第五人格などがあります。

 

◆ユービーアイソフト「フランス」

代表的なゲームとしては、アサシンクリードシリーズ、ウォッチドッグスシリーズ、Far Cryシリーズなどが有名です。

 

◆NCソフト「韓国」

代表的なゲームは、リネージュ、タワーオブアイオン、ブレイドアンドソウルなどです。

 

以上のように海外にも数多くのゲーム会社がありますが、アジアや北アメリカなどで動きが活発なのが分かります。日本以外にも様々な国にゲーム会社は存在しますので、そちらに就職したいという人もいるのではないでしょうか。海外も成長を遂げている企業があることが伺えます。

 

海外のゲーム会社への就職

海外のゲーム会社が活性化していることもあり、将来はそんな海外のゲーム会社に就職したいという人もいるはずです。
これからゲーム会社への就職を予定している方は、その方法を把握しておくことが大切です。
希望するゲーム会社がある海外にある場合、そこに就職するためには、以下のような流れで活動していくことになります。

 

◆リクルートページをチェックして面接を受ける

まずは公式のリクルートページなどをチェックして、現地で面接を受けることから始まります。希望するゲーム会社が既に決まっているのであれば、ホームページなどから就職情報を確認しておきましょう。

 

ホームページなどで募集人員などを見て、条件が合えばメールなどでやり取りを行います。
そして面接を受けることになりますが、海外の場合は基本的に現地で面接を受けるのが一般的です。

 

それぞれの国によって方法は異なりますが、例えばアメリカなどでは、日本のように新卒を一括採用することはありませんので、アクセスする時期などはあまり問題にならないようです。日本の場合は出身大学が内定に大きな影響を与えることがありますが、アメリカなどでは、どの大学を出たのかはあまり注目されることはありませんので、それに関しての理解も必要です。

 

海外のゲーム業界では、とにかく「何ができるのか」という点が重視されますので、身につけているスキルなどをしっかりアピールしてください。

 

◆日本での面接

海外のゲーム業界に就職するときには、基本的に現地で面接を受けるのが一般的ですが、日本に支社があれば日本で面接を受けることも可能です。

例えば、中国にあるテンセントやNetEase、アメリカのエレクトロニックアーツやテイクツー・インタラクティブ、フランスのユービーアイソフト、韓国のNCソフトなどは、日本に支社がありますのでチェックしておくといいでしょう。

日本に支社があれば、わざわざ海外まで出向く時間と手間を省けます。

 

◆推薦やヘッドハンティング

海外のゲーム業界に推薦やヘッドハンティングされるくらいであれば、自分が認められていることになります。

流行りのSNSやビジネスカンファレンスなどを活用してコネクションを構築して、推薦やヘッドハンティングを受けるのも良いかもしれません。既にゲーム業界で活躍しているのであれば、LinkedInというビジネスに特化したSNSなどの活用もおすすめです。

海外のクリエイターが実施しているような勉強会やセミナー、カンファレンスなどに積極的に参加して、様々な人の意見を聞いたり情報を集めたりするのもいいでしょう。

そうすることで多くのコネクションが作られ、そこで自身のスキルなどをアピールすれば、希望する企業からオファーやヘッドハンティングがあるかもしれません。

 

海外のゲーム会社で活躍するために必要なスキル

これから海外のゲーム業界に進出しようと考える人もいると思いますが、その場合はある程度のスキルやキャリアが必要です。
海外のゲーム会社で働くために求められるスキルやキャリアとしては、以下のものがあります。

 

◆英語などの外国語

海外の企業で仕事をするためには何よりも語学力が必要ですので、最低でも英語を身につけておきましょう。英語にも様々なレベルがありますが、日常会話レベルだけで満足してはいけません。

もちろん日常会話は重要ですが、それは最低限のことになり、実際には専門用語を理解できるくらいのレベルが必要です。自分が思っていることを、相手にきちんと伝えることが大切です。

そうしなければ、集団作業でもあるゲーム開発は難しいのです。日本では英語能力をひとつの資格と見ることもありますが、資格試験などで必要な英語とビジネスで使用する英語とでは大きな差があります。

海外のスタジオで仕事をするためには円滑なコミュニケーションが必要になり、仲間と対等に会話できるレベルの力が必要です。英語の他にも、中国語や韓国語、フランス語やイタリア語など、可能であれば多くの語学を身につけておきましょう。

 

◆履歴書の作成

海外のゲーム業界に就職するためには、面接などで必要な履歴書の内容にも注意が必要です。

日本の場合は履歴書の書き方などは大体内容が決まっていますが、海外では日本のように一定の書式はありません。しかし、ネット上には英文のレジュメ(履歴書)などのサンプルもありますので、判断がつかないときにはそれを利用するといいでしょう。

履歴書には様々なことを書きますが、日本ではどの大学を出たかという点が重要になることが多いと思います。
しかし海外はそうではなく、何ができるかという点が重視されます。

そのため実際に履歴書を書くときにも、その点を重視して自身のスキルやキャリア、資格などをしっかりアピールしてください。クリエイターの方は、ポートフォリオを必ずつけておきましょう。

ゲーム業界では様々な方が活躍していて、それは日本だけでなく海外も同じです。

そのため将来は海外のゲーム業界で仕事をしたいという人もいると思いますが、その場合は就職の仕方などを確認しておくことが大切です。

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