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パソコン基礎

2019.10.03 Thu.
マウスとマウス操作の基礎知識

マウスとマウス操作の基礎知識

パソコンを自由に操作するためには、マウス操作が上手にできることが、何よりも大事な最初の一歩になります。
マウスはどうしてマウスというのか、右クリックや左クリックとは何か、という素朴な疑問とも言えるマウスの基礎から、具体的な「マウスの使い方」について紹介したいと思います。
マウス操作の基本を抑えて、パソコンの操作に慣れていきましょう。

 

そもそもマウスとは何か?

マウスという言葉を初めて聞いた人は、「ネズミのこと?」と思うかもしれません。

実際にパソコンを操作するときに使われているマウスは、形がネズミに似ていることから、そう呼ばれています。

確かによく見ると、ネズミに似ていることが解かりますね。

 

マウスとは、パソコンに指令を出すために欠かすことのできない、大事な道具の一つです。

 

マウスには、基本的に三つのボタンがあります。

 

パソコンを学ぼうとする人はどんなに初心者であっても、一度や二度は使ったことがあると思いますが、それぞれの名前までは知らないという人もいると思いますので、この機会に名称を覚えてしまいましょう。

 

まずはマウスの左側にある「左ボタン」です。
このボタンは、最もよく使うボタンで「クリックしてください」と言われたら、基本的にはこの左ボタンを押します。

 

そして次に「右ボタン」です。

マウスの右側にあり、右クリックと言われたら、このボタンを押します。

右クリックをすることは、それほど多くはありませんが、マウス操作の基本となりますので、しっかり抑えておきましょう。

 

そして右ボタンと左ボタンの間にあるクルリと回すことができるダイヤルのようなボタンは、「マウスホイール」または「ホイール」と呼ばれます。ホームページなどを検索して、上のページから下のページにスクロールなどをするときに使われるボタンです。

 

マウスがパソコンに接続されていると、画面に白い矢印が出てきます。
これを「ポインタ」と言います。このポインタは、合わせる画面によって形が変わります。

 

例えば、検索したホームページ上にカーソルを合わせると矢印に、ホームページのURLを開くときに青い文字で書かれた部分にあてると、「指マーク」に変わります。

 

この指マークをクリックすると、新しいページに移動するようになっています。
そして検索ページを開き、文字の入力をするときには、「I」のようなアイコンに変わります。
その場面場面で異なる機能になりますので、ポインタもそれに合わせて変わるのです。

 

マウスには「有線」と「無線」がある

マウスには、USBケーブルでパソコンと直接繋げる「有線マウス」と、「ワイヤレス」と呼ばれる無線で接続する二種類が存在しています。それぞれにメリットとデメリットがありますので、どちらを使いたいか考えて決めるようにしましょう。

 

まずは有線マウスを使うときですが、こちらはマウスをパソコンの本体に正しく接続しなければなりません。

マウスを使うときには、机などの平な場所で使わなければ、正しく反応させることができないといった特徴があります。スムーズに快適に使いたい人は、マウス専用のマウスパッドを購入しておくことをおすすめします。

 

有線マウスを使うメリットとしては、パソコンに直接接続して使うことになるため、動作が安定している点が挙げられます。マウスの電源は、パソコンを通してUSBケーブルで給電されるため、途中で電池が切れたり電源が落ちる、といった心配もなく使うことができます。

 

ただしデメリットとしては、マウスを使うときにケーブルに繋いで使わないといけないため、他の電子機器などのケーブルと絡まってしまう恐れがあるという点です。

無線マウスと違って、離れたところからの操作ができない、といったデメリットもあります。

 

続いて「ワイヤレスマウス」についてですが、こちらを使うときはBluetoothで接続するものと、専用のUSBレシーバーがついているものがありますので、よく確認しておきましょう。使い方としては、マウス本体に電源を入れるスイッチがありますので、そのスイッチをONにして使用します。

 

もしかしたらマウスによっては最初にパソコンで設定が必要になるものもありますので、説明書をよく読んでから使うようにしましょう。

ワイヤレスマウスのメリットとしてはケーブルがありませんので、パソコン周りをすっきりさせることができる点が挙げられます。無線なので、コードが絡まるといった心配がない点は、非常に使いやすくておすすめです。

ワイヤレスマウスなので、パソコンから10メートルくらい離れた場所からでも操作できる、といったメリットがあります。離れていても、簡単に操作できることから便利です。

 

ただしデメリットとしては、有線に比べて信号が不安定になったり、マウス本体に電池やバッテリーが搭載されたものを使うことになりますので、電池を交換する手間がかかる点が挙げられます。

 

マウスの基本的な使い方

マウスの基本操作をマスターすることができたら、次は具体的な操作方法について知っておきましょう。

ネットを使って検索をするようなときには、文字を入力することになります。文字や数字を入力するときにはキーボードを使いますが、キーボードに文字を入れる前にはマウスを使っていきます。検索欄に文字を入れられるようにする、「アクティブ」という状態にしてから行います。

マウス基本の基本中の基本操作となる「クリック」、「ダブルクリック」、「ドラッグ&ドロップ」について、まずは覚えましょう。

 

まずクリックとは左ボタンを押すことになり、アプリやプログラムを実行するときに行います。

Windows10などのタスクバーにあるアイコンは、このクリックだけで起動するようになっています。

 

続いてダブルクリックですが、ダブルクリックとは名前の通り、マウスの左ボタンをカチッカチッと二回続けてクリックすることを言います。

最初は、クリックするタイミングや感覚を掴むことは難しいかもしれません。あまり早くクリックし過ぎても、パソコンが反応しないことがあります。逆に遅すぎると、ダブルクリックと認識してもらえないので、画面やアイコンを開けない場合も起きてしまい、慣れるまで練習する必要があるでしょう。

基本的に、パソコンのトップ画面にあるファイルやアイコンを開くときには、ダブルクリックをすることで開くので覚えておくといいでしょう。

 

最後にドラッグ&ドロップですが、ドラッグとはマウスの左ボタンを押したままカーソルを動かす方法になり、ファイルを左から右に移動させたい場合などに使います。

そしてドロップとは、今まで掴んでいた画像をファイルに落とすこと、移動したい場所に画像を持っていきファイルの上でマウスを離せば、自動で落ちるようになります。これをドロップと言います。

 

ファイルに仕分けた書類などが不要になった場合に、ゴミ箱に移すときも、このドラッグ&ドロップを使います。
基本の操作となりますので、覚えておいた方がいいでしょう。マウスホイールの動かし方を知っておくだけでも、使い方を説明されたときにスムーズに操作することができます。

 

パソコンを操作する上で必要なマウス操作、クリックやダブルクリック、ドラッグ&ドロップなど、基本的な操作について紹介しました。
パソコンの基礎として勉強するなら、まずはパソコンを上手に動かすためにも、「マウス操作の基礎」についてしっかり学習しておきましょう。
マウスの基本操作ができるようになれば、難しい操作も行えるようになります。
一つずつ操作をしっかり覚えて、パソコンに慣れていきましょう。

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