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プログラミング

2019.09.01 Sun.
プログラムのよく出てくる英単語と本来の意味

プログラムのよく出てくる英単語と本来の意味

プログラミング学習をするときには、英語も一緒に学んだ方が良い、と言われています。
何故なら、プログラミング自体が英語で作られていたりする点や、将来の就職なども有利に進めやすくなるからです。
これからプログラミングを学ぶ人もいると思いますが、英語の方も一緒に学んでみてはいかがでしょうか。

 

プログラミングと英語

将来、プログラマーとして活躍したい人もたくさんいると思います。
プログラマーになるためには、プログラミングなどをしっかり学ぶ必要があります。

 

その場合は英語も同時に学んだ方が良い、と言われています。

2020年からは小学校でもプログラミング教育が必修化されますが、これをきっかけに英語も一緒に学習した方がいい、と考えるのは当然です。

プログラミングと英語をセットで勉強するとメリットが多くなるので、若い人は計画しておくといいでしょう。

 

プログラミングと英語を同時に学ぶメリット

プログラミングと英語をセットで勉強するメリットとしては、以下のものがあります。

 

◆英語を理解できればプログラミングを理解しやすい

プログラミング言語には、多くの英単語が使われています。
元々広く使われているプログラミング言語自体が、英語圏で作られたからです。

そのためプログラミングには、関数や制御構文と呼ばれるものがありますが、こういったプログラミング言語には、次のような英単語が使用されています。

 

それが「if」、「else」、「while」、「string」、「public」、「return」などです。

 

英単語の意味を理解していれば、こういったプログラミング言語がどのような処理で実行されるのかを、一目で理解できます。

英語の意味が分からないままプログラミングを始めると、理解できない単語が出てきたら、その都度調べる必要がありますので、時間と手間がかかってしまいます。

 

一方で英語が理解できていれば、たとえ正しい文法が分からないとしても、プログラミング言語を見ればどのような処理を行っているのかを想像することもできます。
プログラミングと英語を一緒に学ぶことで、効率的に学べるようになります。

 

◆プログラミングの参考になるサイトを見つけやすい

プログラミングと英語を一緒に学ぶと、プログラミングに関係した参考サイトが見つかりやすいです。
プログラミング言語の多くは、英語で記述されています。

その場合は英語ができなくても、日本語で詳しく書かれたサイトを見れば対応できることもあります。

基本的な制御構文を始め、関数の使用方法やよく使用されるライブラリ、クラスの内容やよく出てくる例外コードの意味など、プログラミングに関する一部の情報であれば、英語でなくても日本語で記載されたサイトが見つかる可能性があります。

 

プログラミングの基礎であればそれでも対応できるかもしれませんが、プログラマーなどこれから本格的にプログラミングを学ぶつもりなら、そのような一部の情報だけでは不十分でしょう。

 

英語を理解できれば、日本語のサイトはもちろん英語で書かれた詳細な情報サイトも見ることができます。

プログラミングに関係したコミュニティサイトについても、日本語サイトよりも英語の方が充実しているところが多いです。
実際に利用すると、コミュニティサイトでは様々なことができます。

プログラミングに精通した人が情報を交換したり、プログラミングを学んでいるユーザーからの問い合わせに答えてくれたりなど、様々なコミュニケーションが活発に行われているのです。

 

コミュニティサイトにも様々なサイトがありますが、その中でも世界最大級のコミュニケーションサイトと言われるのが「Stack Overflow」です。

ここには世界中から毎日たくさんの方がアクセスするなど、非常に多くの情報が溢れているコミュニケーションサイトとして知られています。ただし、ほとんどのコミュニケーションが英語で行われているのが特徴です。

Stack Overflowは日本語版のサイトも開設されましたが、そもそも日本版のサイトは海外サイトと比べてキャパシティが不足しています。

 

日本国内を見ると、高度なプログラミングなどの質問に対応できるエンジニアが少ないという問題があります。さらに情報量の面も挙げることができ、本場のサイトでもあるStack Overflowには、遥かに及ばないのです。これからプログラミングを学ぶ人もいると思いますが、プログラミングの学習を進めていくと、どうしても自分では解決できない問題が出てきます。様々なエラーに遭遇することもあるでしょう。

 

そのような時に、エラーのメッセージをGoogleやYahooなどの検索で調べると、そこに出てくる情報は、英語のサイトやコミュニティサイトであることが多いのです。

 

◆最新情報は英語で発表される

プログラミング学習を学んでいく上で欠かせないのが、最新の情報ではないかと思います。

何もプログラミング言語に限ったことではありませんが、ITに関する最新の情報の多くはアメリカから発信されています。
アメリカから発信されている最新情報は、一定時間が経過すれば日本語へ翻訳されますが、どうしてもそこにはタイムラグが出てしまいます。

 

そのため日本語に翻訳された情報を入手したときには、既に最新情報ではなかった、ということもあるのです。

プログラマーやエンジニアは、常に最新技術の中で活躍することが望まれています。

そんなエンジニアにとっては、少しのタイムロスが致命的になる場合も少なくはないのです。

 

プログラマーに必要な英語力

プログラミング学習には英語は必要不可欠ですが、プログラミング英語では、何もネイティブレベルになる必要はありません。
中学や高校の英語学習のように、テストを受ける必要もありません。

プログラミング英語は、全ての単語をマスターするのではなく、必要なものだけを習得すればいいからです。
英語には、「書く」、「読む」、「聞く」、「話す」という4つの種類がありますが、その中でもプログラマーに求められるのは読む力、つまりは読解力だけです。

 

英語新聞や書物などを読める力があれば大丈夫ですが、基準を挙げるとすれば、公式チュートリアルやライブラリなどを読解できる程度の英語力があれば問題ないでしょう。

読解力に自信がない方は、まずはそれらを読めるように努力してみましょう。
これはTOEICも参考になります。

TOEICで基準になるのはリーディング425点以上で、425点以上の成績を取れるようになれば、プログラマーとして英語を扱う際には不自由することはほとんどないと言われています。

 

プログラミング英語の読解力の学び方

プログラミング英語を学ぶためには、どうすれば効率良く学べるのでしょうか?

読解力に不安がある人は、まずはこれまでの学習で気になるプログラミング言語や、ライブラリのチュートリアルなどの読破を目標にするといいでしょう。

 

ただプログラミング英語初心者の人は、そのほとんどを理解できないと思います。
そこで活用して欲しいのが、ブラウザの翻訳機能です。

プログラミング英語学習を行う際に分からない点が出てきたら、すぐに翻訳機能を利用して調べましょう。
これを繰り返すことで、プログラミングに必要とされる英単語を覚えることができ、読解力もついてくるかもしれません。

 

プログラミング学習をする際には、英語も一緒に学んだ方がいいと言われています。
何故ならプログラミングには、多くの英単語が使用されているからです。
ある程度の英語力があれば、将来プログラマーになったときにも効率的な仕事が期待できます。

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