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プログラミング

2019.08.30 Fri.
プログラミングの学習は、基本的に自習という現状

プログラミングの学習は、基本的に自習という現状

プログラマーになるために、中学生や高校生のうちから、プログラミングの勉強をしている人もいるのではないでしょうか。
今後は小学校でプログラミング教育が必修化になることが決まっていますので、学校でプログラミングを学べばいいのでは、という考えもあるかもしれません。
ただプログラミング学習は学校の正課ではありませんので、プログラマーになるためには自分で勉強をする必要があるのです。
その場合は、情報工学が良いといった話もありますが、実際のところはどうなのでしょうか?

 

プログラミング学習

2020年度から、全国の小学校でプログラミング教育が必修化されることが決まっています。
それに伴って、小学生の子供やその保護者は、プログラミング学習に備えて様々な準備をしているのではないでしょうか。
新たにプログラミング学習がスタートすることになりますので、これを機会にプログラミングを覚えてみようと考えている人もいると思います。

 

学校の授業を活用したい、という人もいるかもしれません。
気持ちは分かりますが、今回全国で行われるプログラミング学習の必修化は、既存の科目でもある、国語や算数、理科、社会のように、新たに「プログラミング」という科目ができるわけではありません。
そのような既存の科目の中で上手く工夫をして、プログラミング教育の目的である「プログラミング的思考力」を養おうというものです。

 

つまり学校で行うプログラミングは正式な科目ではありませんので、プログラマーなどのプロになるためには、学校の授業に頼るのではなく自分自身で勉強をする必要があるのです。
自分で勉強する方法としては、例えば専門のプログラミングスクールに通ったり、パソコン教室で力をつけたり、プログラミングの得意な友達などから教えてもらうなど、人によって異なります。
どれも良いアイディアだとは思いますが、もうひとつ忘れてはならないものがあります。

 

それが「情報工学」の勉強です。
情報工学でもプログラミングを学ぶことができますので、将来プログラマーを目指している人も期待が持てるでしょう。

 

 

情報工学について

「プログラマーになるなら情報工学の勉強が良い」という話しがあります。
では、この情報工学とは、どういうものでしょうか?

 

情報工学というのは、「情報」を工学的に利用するために行われる学問の分野のことです。

具体的には、データマイニングやコンピュータグラフィックスなどの「情報発生」、コンピュータネットワークなどの「情報の伝達」、コンピュータビジョンや検索エンジンなどの「情報収集」、データベースやデータ圧縮などの「情報蓄積」、計算機工学や計算機科学、ソフトウェア工学などの「情報処理」などを取り扱う、総合的な工学の分野です。

 

これらを学ぶには、大学や専門学校に通うといいでしょう。
情報学部は様々な情報を扱っていて、主として情報学を学んだり研究したりする学部と言われています。
情報学部は以下の3つに分けられます。

 

◆情報システム学科

情報システム学科とは、主にシステム構築が中心になった学科です。
常に新しい情報システムの技術を学ぶことができ、それぞれの時代に即した技術の学習や、これまではどのようなシステムが注目されていたのか、情報システム技術の発展などについても学ぶことができます。

 

◆情報社会学科

情報社会学科と情報システム学科との大きな違いは、IT技術に関係した問題提起や問題の解決を行うかどうかにあります。
ここでは既システムの問題についてみんなで協議して、その結果どのようなことを変更したり加えたり、さらに改善ができるのかなどを考えます。
それぞれの問題を解決する策などに基づいて、改善されたシステムの構築の方法を研究しています。

 

◆情報学科

情報学科は、様々な種類のメディアを通して習得した情報などを分析し、それらを基にしたコンテンツやシステム作成ができる人材を育成する学科です。

 

情報工学がおすすめな人

情報工学がおすすめと言える人は気になる点だと思います。
どのような人が情報工学科に進学するべきかですが、以下に当てはまる人が最適ではないかと思います。

 

◆プログラミングに関心が興味ある人
◆何かしらの物や情報を作ってみたい人
◆IT業界に興味がある人
◆インターネットについて知りたい、勉強してみたい人
◆人工知能に興味がある人、もっと勉強したい人
◆セキュリティについて勉強してみたい人
◆データベースなどが気になる人

 

以上のような様々な項目がありますが、この中でも多いのが「プログラミングに関心が興味ある人」、「何かしらの物や情報を作ってみたい人」、「IT業界に興味がある人」ではないかと思います。

それ以外の方は、特に何も言わず情報工学に来なさい、という感じではないでしょうか。

特にプログラミングやプログラマーに興味を持っている人は、情報工学を勉強できる学校について調べておきましょう。

 

小学校ではプログラミング教育が必修化されることが決まりましたが、これをきっかけに「プログラミングのことをもっと学んでみたい」という人もいるのではないかと思います。プログラミング学習のことが話題にされることが多くなったこともあり、日常会話の中ても普通にプログラミングの話が出てくることが増えることがあるかもしれません。

 

インターネットはもちろん、人工知能なども非常に流行っていますので、この機会を有効に利用してもらいたいものです。
情報工学科では、これからの未来を創造する若い人の参入を待っています。

 

どのような人が情報工学科にいるのか

情報工学ではプログラミングが学べるということもあり、プログラマーを目指す人など、たくさんの人が学んでいます。
それでは実際に、どのような人が学んでいるのでしょうか?
とても気になる点ではないかと思います。

もちろんプログラミングを学びたい人が多いのですが、他にも人工知能に興味がある人や、セキュリティなどについて勉強してみたい、と思っている人も少なくありません。

 

ただ情報工学科では、授業でプログラミングのことはほとんどやらないようです。

大学で行う勉強というのは、「実務ですぐに使えるようになる」ことよりも、「実務上で使用する技術などの基礎を学んだり、学問の理解を深めたりする」といった点が重視されているからです。そのため「プログラムとは何か」などについては、コンピュータとプログラムとの構成関連や、そのことについての話題が取り上げられているだけで、実際にWEBサービスを作成したりモバイルアプリを作ったりするなど、実践的なことはしないのです。

 

そのためプログラマーになりたい方は、ある程度は独学で努力する必要があります。

しかし、そうは言ってもプログラミングについて重要な点はしっかり学べますし、同じ目的を持つ仲間もいますので、モチベーションは高まるのではないかと思います。実務で使いたいことだけを学びたいのであれば、プログラミングスクールや専門学校といった選択肢もありますので、進路を決める時によく考えてみるといいでしょう。

 

プログラマーになるためには、早い段階から勉強することが大切です。
小学校ではプログラミング教育が必修化されますが、それをきっかけに始めるのもいいかもしれません。
情報工学という、プログラミングについて学べる学科を選らぶ方法もあります。
様々な選択肢がありますので、自分がどうなりたいのか、何をしたいのかをしっかり決めてから選びましょう。

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