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G学院のコラム

2019.08.27 Tue.
Unityプロユースの現場

Unityプロユースの現場

ポケモンGOやスーパーマリオランなど、誰もが知っているスマホの人気ゲームの開発に使われているのが、「Unity」というものです。
今最も進化している注目のUnityが、どのようなものかを紹介していきます。
Unityとは何か解からない人も、ゲームの開発には興味ないという人も、Unityの魅力について知っておくと、将来のためにもなるでしょう。

今ではUnityは、ただゲームを開発するだけのプラットフォームではなくなっています。
少し前までは、自分でゲームを開発してみたい人向けのゲームエンジンや、開発環境というイメージがあったと思います。
でも最近ではどんどん進化を続けて、医療の分野や建築の現場でも使われています。
Unityが使えるようになると、どんなことが可能になるのか、これからプログラマーを目指している人にとっては、必見と言えるでしょう。

 

Unityとは?

Unityとは何か、と疑問に思っている方もたくさんいると思います。
Unityとは、ユニティ・テクノロジーズ社が提供している、ゲームを開発するためのプラットフォームです。
ゲームを開発するために必要になる、3Dや2D描画、サウンド再生、ユーザーインターフェース、データ管理といった作成ができるツールです。

 

これさえあればパソコンやスマホ、コンシューマ機のゲームを作ることができる、ツールキットのことです。Unityは、誰でも簡単に3Dゲームを開発できる手軽さが人気を集めています。現在では、ゲーム業界では知らない人はいないほど、注目されているツールのひとつなのです。

 

最近では、大人はもちろん小学生も、このUnityを使ってゲームを開発している人がいますので、世界的に注目を集めています。Unityと言えば、ゲームの開発キットというイメージが強いかもしれません。まずゲームを開発しようと思ったら、最初はUnityに登録しなければなりません。今は最新バージョンがUnity5ですが、こちらは無料版と有料版の二種類があります。
自分でゲームを作ってみたい、試しにやってみたいという人は、無料版でも十分にクオリティーの高いゲームを作ることができるでしょう。

 

もう少しレベルアップをして、もっと本格的なゲームの開発をしてみたい、仕事に生かしてスキルアップに繋げたいという人は、有料版のUnityに登録する必要があります。どんなレベルで楽しみたいのか、どのくらいのスキルを身につけたいのかによって、無料版か有料版かを選んでみましょう。

 

Unityで作ったゲームは、WindowsやMac、Linuxなどのデスクトップパソコンや、iOS、Android、PS4、Nintendo Switchにも対応しているので、ほとんど全ての端末で利用することができます。自分が作ったゲームを、様々な機種で楽しむことができるのです。
今までは、既に作られたゲームをダウンロードして楽しんでいたけど、これからは自分がゲームを開発する立場に立って、新しい視点でゲームを楽しみたいという人におすすめです。

 

Unityの魅力とは?

今までUnityと言えば、ゲーム開発のためのツールというイメージがあった人もいると思います。
最近のUnityは、さらに進化をして「建築」や「医療分野」でも活用されています。
もうゲームの世界だけでなく、様々な分野でUnityが使われてるようになるのは、時間の問題だと言えます。
そんな注目されているUnityの魅力について、改めて知っておく必要があります。

 

Unityの魅力としてまず挙げられるのは、マルチプラットフォームの凄さにあります。
Unityで開発されたゲームは、iOSやWindowsはもちろん、最近ではNintendo SwitchやPS4などのゲーム専用機を始め、パソコンのブラウザを使っても楽しむことができます。

パソコン専用のVR機器、Oculus Riftでも、アウトプットが可能です。

本当に様々な機種に向けて作られているのが、素晴らしいです。

たったひとつだけゲームや機能を開発するだけで、これだけの種類で利用することができるのであれば、より多くの人に自分が作ったゲームや機能を見てもらえるようになるでしょう。

 

それだけたくさんの人に利用してもらえる、大きなツールになっていると言える点にあります。そしてUnityは、私たちの生活の中でも様々なところで、たくさん活用されています。

例えば2017年の仙台の子供たちに向けた「BAKERU」は、身振り手振りに応じてリアルタイムに映像が反映するインスタレーション作品で、大変な注目を集めました。実は、これもUnityを使って作られています。

そして2018年に作品のエントリーが発表された「コードアワード」で、グランプリ作品に選ばれた「ヤフートレンドコースター」も、実はUnityを使って作られています。

 

既に医療分野や建築現場でもUnityが活用されているということなので、今後は私たちの職場や様々な施設で利用されることでしょう。

もしかしたら既に使われているインタラクティブコンテンツも、Unityを使って作られているかもしれません。実際に「アプリ甲子園」を始めとしたティーン向けのアプリ開発コンテストで、小学生がUnityを使って開発したゲームもエントリーされています。大人がUnityを使ってコンテストに応募するのはもちろんですが、小学生でもエントリーできることになると、さらに挑戦してみたいと思う人もいるでしょう。

 

様々なところで活用されているUnityですが、これからの未来は、どんな場所で活躍してくれるのか、今から楽しみです。

 

 

Unityを学ぶなら?

素晴らしいUnityを是非学んでみたい、勉強をして自分の手でゲームを開発してみたい、と思っている人もいるかもしれません。

実際に無料版のUnityを登録すれば、誰でも簡単にゲームの開発ができる、というのは嘘ではありませんが、独学で勉強しようとしても難しいでしょう。

 

もしUnityを学んでみたいと思っているのであれば、ゲーム開発を学ぶためのITスクールキャンプや、RS VRコンテンツをUnityで作ることができる、中高生向けのワークショップに参加してみるといいでしょう。大人の方の参加は、また別のスクールで申し込みをされることをおすすめします。

 

まずは大人の方も、中高生の学生の方もどんなことでも体験をしてみること、実際に自分の手で作ってみること、目で見てUnityとはどのようなものなのかを体験してみることが一番です。オリジナルのVRゲームを自分の手で作ることができるという体験を、日本の子供たちはもちろん、大人であっても体験してもらえるようなワークショップが開催されていますので、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

Unityは、ゲームを開発するためだけのツールではありません。

最近ではUnityを使った建築の分野や医療の分野でも活用されていて、私たちの生活にとってはなくてはならない存在になっています。また小学生でも簡単に作れるということもあり、プログラミング教育が必修化される2020年に向けて、Unityも大きく進化していくことでしょう。

 

これからどんなことができるようになるのか、今から楽しみにしている人もいると思います。
まずはUnityについて学んで、自分の技術として身につけたいと思うときには、ワークショップやスクールに通って学習をしてみましょう。

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