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eスポーツの世界

2019.08.13 Tue.
「eスポーツ」っておもしろいの?

「eスポーツ」っておもしろいの?

最近、何かと話題のeスポーツですが、世界的に見ても日本はまだまだ発展途上の段階にあるように思えます。
世界ではかなり有名な競技として知られるようになり、大規模な大会では他のスポーツよりも賞金が高かったり、有名企業のスポンサーがついたりなど、巨大な産業にもなりつつあるのがeスポーツです。

残念ながら日本では、そんなeスポーツについてあまり知らないという人も少なくはありません。
テレビやネットで配信されているeスポーツの大会を、他のスポーツのように楽しく視聴するためには、満喫できるポイントを押さえておく必要があります。
見る人全員が楽しめるのが、eスポーツの魅力でもあるのです。

 

eスポーツについて

最近、ニュースなどでも耳にすることが増えてきた言葉のひとつに、「eスポーツ」というものがあります。
プリウスなどの人気車でおなじみのトヨタでも、ソニー製のプレイステーション4のソフトウェアである「グランツーリスモSPORT」などを使って「GR Supra GT Cup」というゲームの大会を開催するなど、徐々にではありますが、日本でもその人気は高まってきています。

 

トヨタが主催する大会はオンラインで予選を行い、10月に開催される東京モーターショーの会場で決勝戦が実施されます。
トヨタではそれを「eモータースポーツ」と呼んでいるのですが、広い意味で見ると、これもeスポーツではないでしょうか。

ようやく最近は日本でも盛り上がりを見せるようになりましたが、そもそもeスポーツとはどういうものなのか、あまりピンとこない人も多いのではないかと思います。

 

eスポーツと聞くと、オンラインを使ったゲームをイメージする人もいるでしょう。
単なるゲーム大会と思われがちですが、名称は「eスポーツ」となっています。

eスポーツと普通のスポーツは何が違うのか、体を動かしていないのにスポーツと言えるのか、疑問に感じている人もいると思います。

その疑問の答えを知るためにも、意味や内容を知る必要があります。

 

そもそもeスポーツとは何のことか?

eスポーツとはゲームを使った競技のことですが、スポーツという言葉が正しいのか、よく議論されることがあります。
そこで頼りになるのが、一般社団法人日本eスポーツ連合「JeSU」です。

 

一般社団法人日本eスポーツ連合「JeSU」は、「eスポーツの振興」を目的に誕生した団体です。

 

こちらはセガやカプコン、カドカワやコナミ、ガンホーなど、日本のゲーム関係企業の多くが、その会員になっています。
一般社団法人日本eスポーツ連合「JeSU」では、eスポーツとは何かを定義付けしています。

そこでは「eスポーツ」というのは「エレクトロニック・スポーツ」の略称であり、広い意味では電子機器を使用して行われる娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉で、コンピューターゲームやビデオゲームを使用した対戦をスポーツ競技として捉えることの名称としています。

 

以下は、この定義をまとめたものです。

 

①eスポーツとは「エレクトロニック・スポーツ」の略
②コンピュータを使って行われる娯楽、競技、スポーツ全般
③コンピュータゲームやビデオゲームを使用した対戦を、スポーツ競技にしたときの名称

 

以上がeスポーツになります。

JeSUは「ウイニングイレブン2019」を始めとして、11のソフトウェアを日本のeスポーツ公認のタイトルに設定しています。
加えて138人ものプロライセンスと、8つのチームライセンスを発行しました。

eスポーツを本当のスポーツだと思っていない人も、世の中にはたくさんいます。
体を動かさないものはスポーツと言えない、という話もあるからです。
しかしF1などのモータースポーツ、将棋などのマインドスポーツというものもあることから、eスポーツも世界で公認されている立派なスポーツ(競技)です。

 

ここでのポイントは、公認タイトルでもある「ウイニングイレブン2019」というサッカーゲームや、格闘ゲームとなる「ストリートファイター」、「鉄拳7」など、どれも対戦相手がいて勝敗を決するものが、eスポーツで使われるゲームになります。

他にも「パズドラ」や「ぷよぷよ」などのパズル系ゲームに関しても、対戦相手が必要になります。
ゲームの内容自体はもちろん、一般的に知られているスポーツのイメージから、かけ離れているゲームもeスポーツに含まれていますが、どれも対戦相手がいて競技をする意味では同じです。

 

現状では、あまり良いイメージを持っていない人もいるようですが、今後の産業界や世界的な知名度から言っても、正面からしっかり向き合う必要があります。

eスポーツの大会を視聴すると、とてつもない技術力で職人技とも言うべきプレイヤーはたくさんいることが解かります。

そのレベルまでに達するには、かなりの才能と努力が必要な世界です。

 

eスポーツの楽しみ方1

どんなに説明をしても、eスポーツは本当にスポーツなのか、疑問に感じる人は少なくありません。
そうであればスポーツではなく、思い切って「競技」あるいは「試合」と考えてみたらいかがでしょうか。
一般社団法人日本eスポーツ連合「JeSU」の定義を見ても、ピンとこない人もいるはずです。

 

それはスポーツというのが、元々「筋肉を用いた運動」を強くイメージさせるものということに、理由があるのではないかと思われます。

いつまでもスポーツにこだわっていたら、せっかくのeスポーツを楽しく視聴することはできないでしょう。

 

そこでスポーツという言葉を、「競技」や「試合」と置き換えてみてはいかがでしょうか。
競技や試合というのは、ある一定のルールが決まっていて、それを多くのプレイヤーが競うものです。

eスポーツを、コンピュータゲームを用いた競技あるいは試合として視聴をすれば、その意味も理解できるでしょう。
eスポーツの本当の目的は、他のプレイヤーと競うところに本質があり、ゲームはあくまでも手段と考えています。

 

そのような競技を見て楽しむ人もいて、その結果興行として成立すれば、必然とプロ化も出てくることになります。
競技と言えば、個人的に楽しめるスポーツとして野球やサッカー、バレーボールなどがありますが、それらのスポーツは観戦すればするほど、ますます人気が高まっていきます。

 

そして登場したのが、プロ野球、プロサッカー、プロバレーボールです。
同じようなことがゲームの世界でも見ることができ、それがeスポーツのプロ化と言えます。

 

日本ではまだ盛り上がりに欠けているように思えますが、これからのeスポーツ界は世界の盛り上がり方を見ても、注目度を高めていくことが予想されます。

個人で楽しむことはもちろん、ビジネスとしての成長も期待できるはずです。
そうなると将来的にはeスポーツも、野球やサッカー、バレーボールと同じように人気のスポーツのひとつになることでしょう。

 

eスポーツの楽しみ方2

eスポーツを楽しく視聴するためには、動画配信サービスを利用してもいいと思います。
動画配信サービスというと、Twitch、YouTube、ニコニコ動画などの有名なサービスがあります。
これらは誰でも気軽に利用できるのが特徴です。

 

このような動画を利用すれば、実際に配信されている世界中のeスポーツの大会を観ることができます。
番組によって、それぞれ実況者や解説者が出演していることもあり、初心者やゲームのファンなど、たくさんの人が楽しむことができるのです。

 

日本にもeスポーツのプロ選手がいます。
プロ選手の中には、個人でゲーム動画を配信している人もいます。
大会以外の場所でもファンとのコミュニケーションを行うなど、その姿を見ることはあまり難しくはありません。
すごい実力を持っているプロゲーマーのファンになると、eスポーツの大会でも応援したくなるでしょう。

 

今後はオリンピックの種目になるのではないか、と話題になっているのが、日本でも人気が高まりつつある「eスポーツ」です。
eスポーツを楽しく視聴する方法が分からない、という人もいるかもしれません。
そんな方は色々と工夫をすれば、今以上にeスポーツを楽しめるのではないかと思います。

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