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G学院のコラム

2020.02.21 Fri.
次世代通信「5G」の可能性

次世代通信「5G」の可能性

今までスマホやタブレットなどで、不快な思いをしたことがないという人もいれば、通信回線が遅くてアプリやゲームなどでイライラしたことがある人もいるでしょう。
次世代通信の5Gが2020年の春からサービスが始まれば、IoT化も促進されると言われていて、ありとあらゆるモノをインターネットに接続して使用する時代が到来することになります。
5Gによって同時接続回数を増やす理由には、IoT化が目的とされていて、IoT化が進むことによって自動車の運転や医療、農業などが大きく変わると考えられています。
そこで5Gに変わったときの可能性について知っておきましょう。

 

最も影響を受けることになるのは自動車

5Gに変わることで、最も大きく期待されているのは自動車です。

日本の自動車産業でも、IoT化の活用に向けた取り組みが行われていて、周辺の道路状況に合わせて最短なルートを検索してくれるナビゲーションシステム、AIによる自動運転、配送無人化などが可能になると言われています。

最近は、テレビのニュースなどでも大きく取り上げられるほど、小学生が通学している列に車が突っ込む事故が増えていて、幼い命が失われてしまうという悲しい事故もたくさん起きています。

車を運転しているということは、誰にでもこういった事故を招いてしまう危険性があるということなのですが、危機感を持って運転をしている人が少ないことから、交通事故を起こしてしまうのではないでしょうか。

 

5Gの持つ可能性として、自動車を運転している際の信号機、付近を走っている自動車の状況、歩行者などの情報を取得できるようになれば、安全性が高まることになり、高齢者やわき見運転、居眠り運転などの交通事故の発生件数が減ると考えられています。

交通事故の発生件数が減れば、歩行者や自転車に乗って走行している人などを守れるので、命を守れる未来が訪れるのではないかと言われています。

自動車の運転に関しては遠隔での運転も可能になるとされていて、速度やセンターから得た情報を共有することで、トラブルを未然に防いでくれるようになり、交通事故によって命を落とす人が少なくなるのではないかと考えられています。

 

安全面で期待が持たれている分野は医療

5Gは、医療の分野でも大きな効果が期待できるとされています。
電車やバスなどの本数が少ない地域は、大きな病院が設置されていないことが多く、難しい病気で手術を受けることになると、自宅から遠い地域にある病院へ入院しなければならなくなることもあるでしょう。

 

しかし、病気による治療を受けるために大きな病院へ移ったりすることは、患者さんにも負担が増えてしまいます。
5Gになれば、遠隔診療や遠隔手術が可能になり、患者さんが大きな病院に移らなくても、地元の病院で手術を受けられるようになるかもしれません。

 

医師が他の病院に行って手術をすることも圧倒的に少なくなりますので、移動時間を手術に費やすことができ、より多くの命を救えるようになるのではないか、と考えられています。

 

解かりやすい変化を受けることになるのはドローン

5Gに変わることにより、ドローンを有効活用させることができると言われています。
携帯通信のネットワークを利用することによって、今まで以上に安全に長距離飛行ができるようになると言われているのです。

 

長距離飛行が可能になれば、緊急災害時に役立てることもできますし、自動車を使わずドローンで配送をすることができるようになると考えられています。

 

緊急災害時には、車が入れないところや孤立している地域がないかを、くまなく調査できます。
自動車を使わずドローンで商品を届けられることによって、交通渋滞による影響を減らし、商品をいち早くお客様に届けられるようになるでしょう。

 

通販では即日配送があるのですが、ドローンで商品を配送できるようになれば、商品を購入してから数時間で商品が届くようになるでしょう。

 

便利な状態をさらに高めるネット通販による買い物

最近でもネット通販を利用して衣料品や食料品、家電などを購入している人は大勢います。
ネット通販を利用している人の多くは子供がいる家庭が多く、小さな子供を連れて買い物に出るよりは、商品を自宅まで届けてくれるネット通販を利用した方が効率的だと考えられています。

 

これまでの4Gでは、ネットに掲載されている写真や情報によって、商品を観覧することしかできず、細かな詳細がないものもあり、ネット通販が不便だと感じることもありました。

 

しかし5Gになればこの問題が解決され、VRショッピングによって店員さんとコミュニケーションを取りながら、ネット通販で商品を購入できるようになるでしょう。

VRショッピングであれば、ネット通販で衣料品を購入する際に試着をして試すこともできると考えられていて、今よりもネット通販がしやすくなるのではないかと言われています。

 

白熱の試合を体験しているかのようになるスポーツ観戦

5Gに変わることによって大容量や高速通信ができるようになり、超高画質のVR体験がリアルタイムでできるようになると言われています。
5Gになれば、4Kや8Kなどといった超高画質でスポーツ観戦ができるようになり、自宅にいてもスポーツを真横で見ているかのような感覚を味わえます。

 

明らかに変わったことが解かるのはゲーム

今現在はゲーム機とソフトを用意してゲームを楽しんでいると思いますが、5Gになるとこのゲームのやり方も大きく変わると言われています。
5Gのゲームはすべてクラウド上でプレイするため、専用のゲーム機やソフトを用意する必要がなくなると考えられています。
今後はサブスクリプションが主流になる時代が到来し、新しいゲーム機が発売されると同時に高価なゲーム機を購入する必要もなくなるでしょう。

 

将来的な期待が持たれている農作業

これまでの農業は作業負担が大きく、大きな畑がある人は1日がかりで仕事をすることが多かったと言えるでしょう。
しかし5Gになれば、ドローンで畑の状態を管理し、肥料が必要なところにはピンポイントで農薬を散布することが可能になります。

 

水やりや家畜などの安全性を見守ることも可能になるので、作業負担を最小限にすることができると言われています。
さらに5Gになれば、ドローンの長距離飛行が可能になるということで、農業のために田舎に引っ越したりしなくても、遠くからドローンを使って畑の状態を管理できるようになるのではないか、と考えられています。

生産性や作業の効率化、安全性が高まり、作業負担を軽減させることができるので、様々な人が農業に興味を持つようになり、高齢化社会によって農業が深刻化するのを防ぐことができるでしょう。

 

4Gから5Gに変わることによって、様々な利点があると考えられます。
5Gによって様々な可能性が見えてくるので、今よりも生活しやすい環境、趣味などをより楽しめるようになるでしょう。
自動車や医療、自然災害や農業なども、5Gを利用することによって大きく変わると言えるでしょう。
自動車に関しては、より安全に運転ができるようになり、歩行者や自転車で出かける際にも安心安全に外出できるようになるのではないかと考えられます。
5Gは他にも発電や送電、清掃業などにも活用でき、製造の柔軟性や効率を高め、安全性も向上させる可能性が期待できると言われています。

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