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プログラミング

2020.02.20 Thu.
Unityで採用されているC#という言語

Unityで採用されているC#という言語

ゲームを開発する際に欠くことができないのが、Unityになります。
そのUnityには、言語として「C#」が採用されています。
ただC#はUnityだけのものではなく、様々なところで利用されています。
プログラミングに必要なC#について、その活用例などを紹介しますので、これからプログラマーを目指している方は参考にしてみましょう。

アプリケーションについて

これからプログラミングをスタートしようとする人の中には、C#というプログラム言語を使用する人もいると思います。

プログラム言語には様々な種類がありますが、その中でC#は各種のアプリ開発の場でも用いられているのです。アプリというのはアプリケーションの略称になり、私たちの身近なところで言えば、スマホアプリが該当します。

最近はスマホを利用する人も大勢いて、その中にはスマホアプリを使用している人もたくさんいると思います。

スマホアプリは数多く存在し、例えばゲームアプリをダウンロードする人もいれば、お天気アプリを利用する人もいるでしょう。地図アプリを、毎日用いている人もいるかもしれません。

 

このようにアプリケーションというのは、私たちの生活の中にはなくてはならないものになっています。

毎日様々なアプリケーションの恩恵を受けている、と言ってもいいでしょう。

スマホアプリなどに代表されるアプリケーションというキーワードですが、実際にコンピュータの仕事に携わってきた人の世界では、ごく当たり前のように取り扱われていたのです。

 

それが業務アプリというものになり、社会や数多くある企業の発展のために、なくてはならないものでもあります。

もちろん現在でも業務関係のアプリケーションはとても重要なアイテムとして注目を集めており、日々様々なところで開発され続けています。

 

「C#」という言語は、この業務アプリケーションに最も適した開発言語のひとつです。

 

プログラミングとアプリ

これからプログラマーとして活躍する人の中には、アプリ開発に携わる人もいると思います。
そのときに必要なのがプログラミングになり、これによってアプリが完成し、でき上がったアプリケーションを様々な目的で使用することになります。

つまりは普段から使用しているアプリケーションというのは、プログラマーと呼ばれる専門家がプログラミングして作り上げていくのです。

 

◆アプリ開発とC#

アプリケーションを開発する際に使用できるプログラム言語は様々ですが、その中でも主なものは10以上あると言われています。
もちろんこれからも新しいプログラム言語が誕生してくると思われますが、その中においてC#という言語を用いてアプリケーションを開発するのには、それなりの理由があるのです。

 

◆アプリケーションの多用性

アプリケーションと聞くと、スマホのアプリをイメージする人も多いと思います。

実はアプリケーションの違いが最も分かりやすいのが、スマホのアプリと業務向けのアプリです。

スマホアプリの中でも、ゲームのアプリとそれ以外のものとでは、その特徴が大きく変わってくることになります。

業務向けのアプリケーションは、様々な種類による分類が可能です。

 

アプリケーションを利用する際に、何かしらのハードウェアを使うのが一般的ですが、この意味からすると、アプリケーションはソフトウェアと言ってもいいでしょう。

以前のアプリケーションはコンピュータだけに入っていましたが、最近のアプリはパソコンやスマホ、タブレットや家電製品など、それこそ様々なところで見られるようになっていて、アプリ自体は多用化しています。

 

アプリ開発でC#を用いる場面

アプリケーションを開発する際に、その言語としてC#を用いることも少なくありません。
アプリケーションとハードは多種多様の関係がありますが、だからと言って、アプリ開発にはどのようなプログラム開発言語が良いというわけではありません。

さらに可能な場合でも、選択する言語によって非効率であるものも存在しているのです。

そのためアプリケーションを開発する際に、より最適なプログラム言語を選択することが求められます。

 

パソコンを使用している人もいるかと思いますが、現在も多くのパソコンやサーバーでは、マイクロソフトが提供しているWindowsと呼ばれるオペレーティングシステム(OS)が用いられています。

実はC#というプログラム言語は、Windowsアプリを開発するために最適なプログラム言語でもあるのです。

そのためこれからプログラマーとして、スマホのアプリケーションを開発する場合に、C#を選ぶ人はいないでしょう。C#を使用するのに最も適している場面は、業務向けのアプリケーショになります。制御系といった特殊なもの以外は、そのほとんどがC#で開発することが可能です。

 

Visual Basic(VB)と呼ばれる開発言語は、C#と同じ開発環境にあるマイクロソフトのVisual Studioを用いています。

使いやすさについてはC#と大体同じと言えますが、実は文法が大きく異なり、そのためこれまでにBASICによるプログラム経験を持っている方は、VBを選択するはずです。

 

そのためBASICの経験を持っていない方は、C#を選択した方が賢明と言えるでしょう。
C#というプログラム言語は、元々はオブジェクト指向のためのプログラミングを基に開発された言語です。
より洗練された言語ですので、これからjavaやC言語を学ぶ際には、より文法が近いので習得するのも早いと言われています。

 

C#が用いられている場面

数多く存在するプログラム言語の中から、C#を選択する場面としては様々なものが挙げられます。

 

◆Webアプリケーション開発

Webアプリケーションは、「ASP.NET」と呼ばれるフレームワークを使用することで、C#言語によって開発することが可能です。
これによってWindowsはもちろん、macOSやLinux上での開発もできるようになります。
「Visual Studio」を用いれば、ドラッグ&ドロップによって画面配置を行いながら、WEBアプリケーションを感覚的に作成することも可能です。

 

◆スマホアプリ開発

スマホアプリは、開発ツールであるXamarin(ザマリン)を使用することで、iOSやAndroid向けのアプリの開発も可能になります。
OSが違うスマホで、共通するコードの共有やOS固有の機能を取り扱うこともできます。

 

◆VR・MR開発

C#はVRやMRと呼ばれる、最先端の開発分野でも活躍しています。
VRは仮想現実のことになり、ヘッドマウントディスプレイの装着で仮想空間を体験できます。
これによって体験者は別の世界にいるような感じになり、MRは複合現実と呼ばれ、現実世界と仮想世界を融合させたものです。
VRやMRは今後の発展が期待されており、C#を習得すれば仕事の幅が大きくなるのは間違いないでしょう。

 

◆ゲーム開発

Unityと呼ばれるゲームエンジンを使用すれば、C#でのゲーム開発もできます。

プログラム言語には様々な種類がありますが、その中でもよく使用されているのが「C#」です。
UnityでもC#が採用されていますが、C#はUnityだけのものではなく、様々なところで用いられています。
これからプログラマーを目指している方は、C#の活用方法を確認しておくといいでしょう。

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