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G学院のコラム

2020.02.20 Thu.
Windows10はWindows最後のバージョンだが、今のパソコンが永久に使えるとは限らない

Windows10はWindows最後のバージョンだが、今のパソコンが永久に使えるとは限らない

「Windows11が発売されるかも」と、思っていたWindowsユーザーも意外とたくさんいるのではないでしょうか。
確かにこれまでは定期的に新しいOSへとバージョンアップしていますので、そう考えるのが自然だと思います。
ただWindows10は、Windowsの最後のバージョンになりましたので、今後はiPhoneのiOSのように、古いCPUはどんどん淘汰されていくかもしれません。
その辺りの事情について知っておきましょう。

 

Windows 10は半永久的に最新版を使用できるのか?

Windows10の後継バージョンと囁かれていた、Windows11が登場することはなくなりました。

そのためWindows10はWindowsの最後のバージョンになり、今後はアップデートによって対応することになったのです。
このようにWindows 10がWindowsの最後のバージョンになりましたが、実際には「Windowsサービス」として、新しいバージョンが継続的に提供されるようになります。

 

これによって、今後は半永久的にWindows 10の最新版を使用できるイメージを持っている方もいるかと思います。

 

言い換えるとパソコンが故障して動かなくなるまで、バージョンアップを半永久的にできるということですが、これには例外もありますので注意が必要です。その例外のひとつとして挙げられているのが「Windowsのプロセッサ要件の変更」であり、さらにWindowsに搭載されている機能の追加や削除の件に繋がります。

 

マイクロソフトの説明だけを見れば、確かに今後もWindows 10を継続して利用できるようなイメージがありますが、そこには例外つまりは落とし穴があるのです。
Windows 10はいつまでもバージョンアップできることはできるのですが、場合によってはそれができなくなる可能性もあるからです。

 

一部プロセッサに対する機能更新の停止

Windows 10のバージョンアップの落とし穴ですが、そのひとつとされているのが「一部プロセッサへの機能更新の停止」です。

これは2017年4月に起きたもので、Windows 10 Creators Update「バージョン1703やビルド15063.x」が正式にリリースされた際に、一部のプロセッサを搭載しているパソコンが機能しなくなったというものです。

一部のパソコンがサポート対象外になり、更新できないままになりました。

 

その後は問題となったパソコンについて、マイクロソフト社は今後は新しい機能更新プログラムと、それ以降の機能更新プログラムを提供しない旨を明らかにしたのです。この問題は最近の出来事ですので、記憶にあるユーザーも多いのではないかと思います。

 

どういう内容かというと、「Clover Trail」と呼ばれる開発コード名で知られる、旧型タイプのモバイル用のインテルAtomプロセッサを搭載したパソコンが対象になり、具体的には「Z2760」、「Z2580」、「Z2560」、「Z2520」を搭載したパソコンが大きな影響を受けたことになります。

自分のパソコンもその影響を受けた、という方もいるかもしれません。

 

そのときに対象となったプロセッサは、既にインテルのサポートが終わっていたものでもあります。

その当時、マイクロソフト社からは実際にバックアップができなかったパソコンに対して、Windows 10のバージョン1607の品質更新プログラム(セキュリティ問題や不具合に対する修正バージョン)について、Windows 8.1のサポート期限と同じように、2023年1月まで提供する旨の報道がありました。

ただ公的な場でのアナウンスや公式ドキュメントでは、そういった特別な措置に対する説明は簡単には見つからない、とも言われています。

 

Windows 10のバージョン1607については、2018年の4月でサポートが終了したのですが、そのことを説明するサポート情報や、詳細についてまとめたWindowsライフサイクルのファクトシートを拝見すると、「最新ドライバーの提供がない」、もしくは「OEMサポート期間外である時は更新プログラムを受け取れないこともある」旨だけが記されています。

Windows 10を搭載したパソコンの購入、あるいはWindows 10へとバージョンアップさえすれば、その後はいつまでも、それこそパソコンが壊れて動かなくなるまでずっと利用できると思っているユーザーが多い中で、上記のような事実もありますので、今後は注意しながら取り扱う必要があります。

 

Windows 10は半永久的に更新できるとは限らない

Windows 7やWindows 8.1などから無料でWindows 10へのアップグレードをしたり、ソフトウェアアシュアランス(SA)契約での有効ボリュームライセンス製品を使用している限り、自分のパソコンが故障して完全に動かなくなるまで追加の費用を支払うことなく、半永久的にWindows 10の最新バージョンを利用できる、と思ったユーザーも多いのではないかと思います。

 

しかし、Clover Tail搭載パソコンのような例外を除いては、Windows 10を初期リリース時にはなかったような、何かしらハードウェアの要件が変更されるなどしたら、それ以降は新しいバージョンを更新できなくなることも十分にあることを、しっかり認識しておく必要があります。

 

iPhoneのiOSのように、古いCPUはこれからどんどん適応除外になることも予想されます。

 

Windows 10搭載のパソコンを快適にする方法

Windows 10を搭載しパソコンを購入したり、Windows 7やWindows 8.1などからバージョンアップして、新たにWindows 10の環境にしたユーザーは、今後も快適にパソコンを利用したいと思っているでしょう。

Windows 10搭載のパソコンを快適にする方法について紹介します。

 

◆再起動

Windows 10搭載のパソコンを使用していて「動作が重い」と、ふと感じることがあるかもしれません。

パソコンの動作が重いと感じたときには、最初にOSの再起動を行ってください。スリープ状態のまま使用し続けると、利用しているアプリの動作がさらに不安定になることがあります。

そういう場合には、再起動によって良くなることがあります。

再起動によって一度システムを停止できますので、不安定なアプリケーションを安定させることが可能になるのです。

 

◆高速スタートアップの無効化

パソコンを利用する際に、特に設定していない場合は「高速スタートアップ」が有効になっていることもあるでしょう。

高速スタートアップというのは、起動する時間を短縮するために、シャットダウンするときもメモリやCPUの状態をそのままの状態で維持する機能です。

一見すると高速化できるので良く見えますが、その分メモリやCPUは前回に起動した状態を維持していることから、シャットダウンする際にUSBなどの抜き差し行うと動作が不安定になることがあります。高速スタートアップを無効化しておけば、動作の改善に繋がることがあるのです。

 

 

Windows11の登場はなく、今後Windows10はWindowsの最後のバージョンになりましたが、そのまま半永久的に使用できるわけではありません。

場合によっては、iOSのように古いCPUを搭載したパソコンはどんどん淘汰される可能性もあるのです。
今後は、その点も意識して使用するようにしましょう。

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