yield
yieldとは、主にUnityプログラミングのコルーチン処理に用いる命令語であり、コルーチンの処理の中断を意味する命令語です。
yieldはコルーチンというIEnumeratorを戻り値とした関数で用いられる命令語です。yieldが実行されると、処理が中断され、メインに返されます。その後、指定のタイミングで、処理がコルーチンに戻るようになっています。
下記にタイミングの指定時の記述の例を示しています。
yield return new WaitForEndOfFrame();
次のフレームで処理を再開します。
yield return new WaitForSeconds(秒数);
指定秒数後に処理を再開します。
yield return new WaitUntil(再開条件);
再開条件として、指定した関数がtrueを返すと処理を再開します。
yield return new WaitWhile(待機条件);
待機条件にした関数がfalseを返した時に処理を再開します。
yield break;
コルーチンは再開されずにそこで終わります。
yield return StartCoroutine();
新たに別のコルーチンを実行し、それが終わるまで処理を中断します。