ワールド座標

　ワールド座標とは、Unityプログラミングにおけるシーン中のゲームオブジェクト等の位置を示す座標の一つです。シーン中の3D空間中の原点を中心として、x軸、y軸、z軸の座標軸が一つずつ定義されています。座標はVector型の変数として表現されています。この座標の各軸それぞれの値は浮動小数点型のデータ型float型で表されます。例えば中心の原点の座標は (x, y, z)= (0f, 0f, 0f)のような形で表されます。
　Unity上の座標は、これ以外にもビューポート座標とスクリーン座標があります。
ワールド座標からスクリーン座標へ変換するには、WorldToScreenPointメソッドを用い、ビューポート座標へ変換するにはWorldToViewportPointメソッドで変換します。
　ワールド座標には、グローバル座標とローカル座標があります。これらは基準の位置が違うだけです。グローバル座標とは、3次元空間の原点座標を基準としているのに対して、ローカル座標とは、そのゲームオブジェクトの親のゲームオブジェクトがいる座標を原点座標(x, y, z)= (0f, 0f, 0f)とみなしています。