PROFESSIONAL GAME CREATOR SCHOOL G学院 用語集

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Raycaster(Unity)

 Raycasterは、Unityプログラミングにおいては、EventSystemで用いられ、ユーザーからの入力イベントがどこで発生したかを、検出する仕組みです。レイキャスト(Raycast)とは、もともとは「光(ray)を投げる(cast)」という意味があります。光とは直進し、透過するものです。ゲーム画面において、ある場所から直線を特定の方向に引くと、その線上のどこかで対象物にぶつかりますので、それを検出します。線は光のように透過して直進するので複数の対象物にぶつかります。一種の当たり判定です。
 これをプログラミングに用いると、画面をタッチした時に、画面上である点をタッチした時に、その点と重なったオブジェクトは全てにタッチされたことになります。
 Unityプログラミングにおいては、RaycasterはEventSystemCanvasと併用されます。ユーザーが画面をタッチすると、Canvasオブジェクト上にある全てのオブジェクトに対して、透明な線がどのオブジェクトに当たったのかを判定します。

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