PROFESSIONAL GAME CREATOR SCHOOL G学院 用語集

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プロデューサー

 プロデューサーは、ゲーム開発のプロジェクトにおける最高責任者です。 どのようなゲームを開発するか、開発スタッフの編成はどうするか、ゲーム開発における予算やスケジュールをどのように使っていくか、等のゲーム開発全体のマネジメントを行います。同じ企画職のディレクターとは似ていますが、現場を担うディレクターに対して、プロデューサーには対外的な仕事があります。例えば、ゲーム開発の費用出資や発売元となってくれるパブリッシャーへの交渉もプロデューサーの仕事です。
 プロデューサーは全体を見通して、与えられた予算内、期間内でスタッフをどのように動かすか、を計画し管理する能力が必要です。専門的なスキルや資格は不要ですが、一つの専門性というよりも全体を把握することができなければなりません。そのため、他職種の知識も最低限は必要となります。
 特に重要なのは、どのようなゲームを開発するかです。どのような人々を対象に、どういうゲームを制作し、どれだけ売れるか、まで考える必要があります。ゲームが開発できても売れなければ収益が得られず、無駄となってしまいますので、開発したゲームの収益の責任はプロデューサーにあると言えます。
 プロデューサーになるためには、いくつかのステップがあります。まず、資格が不要とはいえ、一般的にプロデューサーの方は大学やゲーム系専門学校の出身者です。卒業後にゲーム開発の会社に就き、開発職としてのキャリアを積みます。その後ディレクターでの仕事を経験し、経験を積んだ後にプロデューサーになるケースが多いです。

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