プリプロセッサ
プリプロセッサとは、プログラミングにおいて、ソースコードがインタプリタやコンパイラ等で処理する前の前処理を施すプログラムです。
一般的なソフトウェアの用語としてのプロプロセッサは、データ等に対して前処理や準備処理を行うソフトウェアのことを指します。
プリプロセッサは、機械語への翻訳前に、ソースコードに対していくつかの処理を施します。この時、プリプロセッサに対しての命令もソースコードに含まれており、それらをプリプロセッサ指令と呼び、その処理自体はプリプロセスと呼びます。
プリプロセッサによる処理内容は以下のようなものがあります。
・ヘッダーファイルの読み込み
・マクロの展開
・プログラマによって定められた定数の数値への置き換え
・プログラマによって定めらされた、コンパイラ時の条件によるソースコード中の処理の分岐の確定
・コンパイル時に意味を為さないコメントの削除