MS-DOS
MS-DOSとは、Microsoft社が1981年に開発したパソコン用のオペレーティングシステム(OS)です。MS-DOSは「エムエスドス」等と呼ばれています。名前の由来は、「MS」はMicrosoftの略称であり、「DOS」は「Disk Operating System」の略で、FDD(フロッピーディスクドライブ)やHDD(ハードディスクドライブ)などを制御するためのOSであることから、この名がつけられました。
IBM社が販売していたPCでOSとして採用されており、世界標準のOSとなりました。後に、WindowsのOSの元になったOSでもあります。
当時は、現在の様にグラフィカル・ユーザーインターフェース(GUI)
がなく、ファイルやフォルダの操作に関して、視覚的な操作ができませんでした。代わりにキャラクターユーザーインターフェース(CUI)というユーザーインターフェース
が用いられていました。
Windowsの環境では、「コマンドプロンプト」という機能を用いることで、MS-DOSの環境が利用することが可能です。