リテラル
リテラルとは、プログラミングにおいてソースコード中で使用される、数値や文字列等の直に示したデータのことです。
より厳密に説明すると、プログラム中で常に同じ値をとる定数というものがありますが、定数が指す値のことをリテラルと呼びます。定数は変数のように識別子にデータ、値を代入したものです。例えば、以下のように定義したとします。
const int A=10;
この場合、Aは定数であり、それだけ 指す値10がリテラルです。
また、アセンブリ語や機械語では、命令の対象となるデータとして、コード中に直接数値が書き込まれることがあります。これは、即値と言い、値が格納されたレジスタやメモリアドレスのことではなく、値そのものをコード中に書き込んだものを意味しているので、即値もリテラルと同義です。