無限ループ
無限ループは、プログラミングにおける反復処理、いわゆるループ処理の一種であり、無限に処理が繰り返されるループ処理です。永久ループとも呼ばれます。
ループという処理は、通常は特定の条件を設定し、その条件が成立する間処理を繰り返すというものです。これは反復処理を行う命令語、いわゆる制御構造で行われ、while文、for文、do-while文などを用いて行います。
無限ループの場合は、永遠に条件が成立するような状況下でループ処理を行います。
例を挙げれば以下のようになります。
下記の例では、変数iは初期値1で繰り返した回数だけ+1されますので、絶対に0以下にはならず、無限に処理が続けられます。
for (i = 1; i > 0; i++){
繰り返し処理
}
また下記の例では条件式が常に1であり、論理演算におけるbool値がtrueとなるため、常に条件が成立することとなります。
while(1){
繰り返し処理
}
Do {
繰り返し処理
} while(1)
無限ループは、繰り返し処理内に脱出の仕組みを作らなければ永遠に繰り返すことになります。
また、プログラミングにおいて、不具合や不測の事態により無限ループとなる場合がありますが、そのような場合、プログラムがループから抜け出せず、見かけ上停止しているかのような状態となることもあります。