ギズモ

　ギズモとは、Unity EditorでのGameウィンドウやSceneウィンドウにおいて用いられる機能であり、各ウィンドウ中の任意のオブジェクトを可視的に強調する機能です。
　Unityプログラミングでは、各描画ウィンドウの編集やデバッグのために、シーン中のオブジェクトの位置を把握する必要がありますが、中にはシーン中では存在を確認できないオブジェクトがあります。オブジェクトは皆見えるものではなく、オブジェクト自体に視覚要素が無かったり、Gameウィンドウのカメラからは遮蔽物によって見えなかったりする場合もあります。そこで、ギズモという機能が用いられます。ギズモにより、オブジェクトの位置や形状、範囲等を把握できるような輪郭線が描画され、また、テクスチャ等の視覚的要素を持たない不可視オブジェクトも輪郭線で縁取りし可視化されるため、プログラマは容易にオブジェクトの確認と編集が行えます。