ガベージコレクション
ガベージコレクションとは、実行中のプログラムが動的に確保したメモリ領域のうち、必要のなくなった領域を自動的に収集して解放する機能を指します。ガベージコレクションを行うモジュールの事をガベージコレクタと言います。
プログラムの実行中に確保されたメモリ、いわゆる動的確保のメモリは、使用後に片付け(開放)する必要があります。このように確保したメモリを開放しなければ、メモリリークといって、メモリがプログラムに保持され続け、利用できるメモリが減ってしまいます。メモリリークが続けば、メモリ残量が減少し、システムが重くなったり、動作が不安定になったり、プログラムが停止してしまったりする場合もあります。
ガベージコレクションとは、こうした問題を解決するためにメモリ領域の確保を行うことです。ガベージコレクションは開発環境によって標準的に組み込まれている場合があります。