PROFESSIONAL GAME CREATOR SCHOOL G学院 用語集

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FPS(Frame Per Second)

 FPSとは、1秒間に行われるフレーム数(画面描画の回数)を示す言葉です。動画やゲームプログラムにおいて重要な要素です。
 1秒間当たりに表示する回数が多いほど、動画等の被写体の動きが滑らかとなります。このように見えるのは人間の目の残像現象によるものであり、人は静止画であっても素早く切り替えられれば、前の絵と今の絵を脳内でつなげて保管し、動画のように認識します。
 FPSは高いほど良いですが、最低でも50~60FPSはほしいところです。というのは、あまりに少ないと、動画の滑らかさが足りなくなってしまい、静止画と静止画のつなぎ目がはっきりと分かり動画として認識できないためです。逆に多く設定すると負荷の大きいプログラムとなります。
 ゲーム開発においては、FPSを高く設定する必要がありますが、CPUに負荷をかけてしまいます。あまりに多くの処理を実行する場合、FPSを高く維持することが困難な場合があります。そのため、適切なFPSの設定を心がける必要があります。
 全く同じ略称でFPSという言葉を用いるFPS(First Person Shooter)は一人称視点のゲームを指す言葉で全く関連の無い用語です。

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