PROFESSIONAL GAME CREATOR SCHOOL G学院 用語集

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float

 float型とは、プログラミングにおける変数のデータ型の一種であり、実数を扱うことができるデータ型です。ここで扱われる実数は、整数型の値と比べ、値の桁数が多く小数も扱えるような数値です。整数型同様、正負の値を示せます。
 実数を扱える変数のデータ型は、浮動小数点型と言われます。float型は単精度浮動小数点数といわれる32ビットのデータです
float型の変数は次のようにして定義します。
float 変数名 = 数値(小数点含む)f;

 float型の変数に数値を代入する時は数値の後にf(F)を付けてfloat型の代入であることを示します。Unityでは、このように表記しなければエラーとなります。また、Unityではしばしばベクトル等の座標データ(Vector構造体)を用いますが、x, y, zの個々の座標変数は全てfloat型ですので、この型はUnityにおいてはほぼ必須です。
 float型のサイズは4バイトで、絶対値の最大値は3.402823e+38、最小値は1.175494e-38となります。float型のサイズは4バイト(32ビット)でその構成は、符号部に1ビット仮数部に23ビット指数部に8ビットとなります。

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