PROFESSIONAL GAME CREATOR SCHOOL G学院 用語集

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例外処理

 例外処理とは、プログラムの実行中に処理の失敗等が発生した時に、異常な動作をしないように行う本来の処理とは異なる別の処理です。
 例を挙げれば、プログラムの実行に必要なファイルを開こうとした時に、そのファイルが存在しない場合等です。しばしばありがちな失敗は、ファイルが必ず存在する前提でコードを組んでしまい、読み込めなかった場合を想定していないという失敗です。この場合、プログラムはファイルが読み込めたという前提で処理を進め、内容を確認する時に中身が空なことに気づいてフリーズしてパソコンが動かなくなるか、プログラム自体が異常終了してしまいます。
 C言語で基本的な例外処理構文として記載すると以下のようになります。

try {
  例外が発生する可能性のあるコード
} catch(例外) {
  例外処理
}
しかし、実際には例外処理構文がなくとも自分で設計することも可能です。
 例外処理で重要なことは、例外的な事態に落ちいったプログラムが異常な動作をせず復帰し、正常に動作することです。

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