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CSS

 CSSとは、マークアップ言語の文書に対して用いる、構造と見た目(画面表示)を分離させることができる仕組み、スタイルシートの一種です。CSSは、スタイルシートの中でも、非常に普及したものになります。1994年、CERNのホーコン・ウィウム・リーにより提唱されました。CSSは、カスケーディング・スタイル・シート(Cascading Style Sheets)の略称です。HTMLXML等のマークアップ言語にて、タグと呼ばれる記述方法を用いて見出しや本文等の要素を定義し、データの構造を作製します。これにCSSを用いて、どのように表示するかを指示します。
 CSSはセレクタとプロパティ、値によって記述されます。セレクタとは、コンテンツ内においてタグで定義された要素であり、スタイルを適用する対象箇所です。プロパティとは、例えばセレクタが文字列である場合、文字サイズや色、背景色、太字や下線の有無などの変更対象の設定内容を指定します。値では指定したプロパティの値を変更します。
 以下の様な記述方法となります。
 セレクタ{プロパティ:値;}
例えば、以下の様な記述が出来ます。
 body { color:#112233; }
セレクタがbodyなのでHTMLページの本文全体が選択されます。そして、そのプロパティの中のcolorプロパティが指定されています。指定されたcolorプロパティの値は#112233となり、文字色が変更されます。

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