Canvas(Unity)
Canvasコンポネントは、Unityプログラミングにおけるコンポネントの一つであり、画面上にUIを表示するために用いられ、UIが配置・描画される抽象的な領域です。ゲームオブジェクトの関係で表すならば、Canvasコンポネントを持つオブジェクト(Canvasオブジェクト)は全てのUnityのUIオブジェクトの
親オブジェクトとなります。UIオブジェクトはCanvasオブジェクトという板に貼り付けられた絵の様に表示されます。
Canvas コンポネントはUIオブジェクトの表示に必須のものですので、メニュー(GameObject > Create UI)から UIオブジェクトを作る時、シーンに一つも Canvasオブジェクトがなければ自動的に作成されます。
UI表示に関連するScreen Space - Overlay, Screen Space - Camera, World Spaceの3つのモードを選択することができます。
Screen Space – Overlayモードでは、Canvasはスクリーン合わせて縮小拡大された後、画面最前面かつカメラの正面にレンダリングされます。
Screen Space – Cameraモードでは、Canvasは指定したカメラの前にいくらかの距離をとって、平面オブジェクトのようにカメラの正面にレンダリングされます。こちらは必ずしも、最前面ではありません。
World Spaceモードでは、Canvasオブジェクトは、必ずしも最前面、カメラの正面ではなく、あらゆる位置あらゆる角度から見ることが出来る板の様なオブジェクトとなります。